日本ゲートウェイ

楡周平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396636401
ISBN 10 : 4396636407
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
追加情報
:
323p;20

内容詳細

明治期に日本橋で創業の老舗マルトミ百貨店は、コロナ禍でメインバンクから追加融資を止められ、倒産の危機に瀕していた。憔悴しきった社長の富島栄二郎は、偶然にも四井商事の専務・徳田創と再会する。富島は若い頃四井で修業したことがあり、二人は同期だった。富島の窮状を聞いた徳田は同じく同期でプラチナタウンを作った山崎鉄郎を紹介する。藁にもすがる思いで山崎を頼る富島。同様の相談を複数受けていた山崎の中でそれらは化学反応を示し、再建案は思わぬ方向に向かい始め―苦況の日本を救う、目から鱗の再生構想とは!

【著者紹介】
楡周平 : 1957年生まれ。米国系企業に勤務中の96年、30万部を超えるベストセラーになった『Cの福音』で衝撃のデビューを飾る。翌年から作家業に専念、日本の地方創生の在り方を描き、政財界に多大な影響を及ぼした『プラチナタウン』をはじめ、経済小説、法廷ミステリーなど、綿密な取材に基づく作品で読者を魅了し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • W-G さん

    プラチナタウン続編で、『食王』ともリンクしていることに、かなり後半になって気づいた。著者らしい、日本の未来を明るくするためのアイデアをフィクションに込めた、夢のある物語で元気をもらえる。反面、今までと決定的に異なる部分があり、マルトミ百貨店の社長である栄二郎に主体性がなく、他人のアイデアを丸受けしてしまっている点は引っ掛かる。新規事業に携わるリーダーの資質が正否を分けると物語内でも語られているのに、栄二郎にその手のリーダーシップが発揮出来るようには感じられず、そのせいで小説としては完成度が落ちてしまった。

  • starbro さん

    楡 周平は、永年に渡って新作をコンスタントに読んでいる作家です。『プラチナタウン』シリーズ第三弾、私が仕事で考えた企画に近いので、ワクワクしながら読みました。 私なら本書の企画に、更に以下の内容を追加します。 @ふるさと納税との融合、A産直品の店舗受取時送料無料、B47都道府県総選挙で定期的に店舗区画見直す制度 https://www.sun.s-book.net/slib/slib_detail?isbn=9784396636401

  • まちゃ さん

    アフターコロナを見据えたビジネス課題の解決、そして地方を元気にする日本再生。楡さんらしいビジネス視点で日本を元気にする物語。面白かったです。日本社会と日本人は、急激な変化を好まないけれど、世代交代を経て社会は変わってきていると思います。この流れが良い方向に向かって、日本が元気になることを期待。

  • ゆみねこ さん

    コロナ禍で頼みのインバウンドのあてが外れ苦境に陥った老舗百貨店。銀行からの融資を断られ倒産のピンチに。そこからの再生のアイデアは面白く、実現したらかなりの集客が見込めるかも?プラチナタウン・和僑の続編に食王をプラス。

  • ナミのママ さん

    『プラチナタウン』『和僑』に続くシリーズ3作目で『食王』の続編、という位置づけかな。コロナで営業自粛、時短営業、酒類提供停止、県を跨いでの往来自粛という背景の中、日本橋の老舗百貨店は倒産危機に直面している。起死回生のプランはあるのか?どうなる事か、楽しいアイデアだった。百貨店社長が元・四井商事勤務で、その同期の人脈が華やか。おじさん達、頑張ったね。読みやすくて読後もスッキリ。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

楡周平

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の’96年、大ベストセラー『Cの福音』(宝島社、のちに角川文庫)で衝撃のデビューを飾り、翌年から専業作家となる。綿密な取材に基づく圧倒的なスケールかつ時代を先取りしたテーマで作品を描き、読者を魅了し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品