クーデター 角川文庫

楡周平

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784043765041
ISBN 10 : 4043765045
フォーマット
出版社
発行年月
2008年11月
日本
追加情報
:
15cm,555p

内容詳細

日本海の北朝鮮領海付近でロシア船が爆発炎上。その動きを窺っていた米海軍原子力潜俳艦が巻き込まれ航行不能となった。漂流する原潜を挟み、「北」と日米韓の緊張が一挙に高まるなか、謎の武装集団が能登に上陸、機動隊を殲滅してしまった。報道カメラマン川瀬雅彦は現場に急行するが、折しも米国大使館と警視庁で同時爆破テロが勃発。これは戦争なのか!?日本を襲う未曾有の危機。「朝倉恭介VS川瀬雅彦」シリーズ第2弾。

【著者紹介】
楡周平 : 1957年生まれ。米国企業在職中の96年に『Cの福音』で衝撃デビュー、同作はたちまちベストセラーとなり、一躍脚光を浴びる。圧倒的なリーダビリティと日本人離れしたスケールの大きさで読者を魅了するエンタテインメント界の第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • あさひ@WAKABA NO MIDORI TO... さん

    楡作品は『Cの福音』に続いてシリーズ2作目。我が国の政策を憂い、クーデターを目論む人たちとの戦いを描いたクライムノベル。エンタメ作品としては文句なしに面白い。これだけのスケールと迫力で、しかも残虐な場面でも乾いた筆致で淡々と描ききれる作家ってそうそういるものではない。更にこのシリーズ、読み進めていきたいです。

  • ユザキ部長 さん

    戦慄。テレビ越しの愛する女がスナイパーに殺された。これ見よがしに意図的にショーアップされたテロは何だ。真相を手にするまで諦めない。

  • ピップ さん

    日本でクーデターが起こる話。朝倉恭介シリーズと思って読んでましたが、朝倉出てこなかった(笑)シリーズのもう一人の主人公、川瀬雅彦の回っぽい。北朝鮮の仕業に見せかけて、武器を持ち込みクーデターを起こす十分起こりうると思うし、起こっても防ぐのはなかなか難しそう。物語としては尻つぼみ感が半端ない。犯人側の自爆だし、あっけなく解決した感じでした。正直なところ「日本も安全じゃないんですよ」ということを言いたかった小説だと思います。実際怖いし。

  • MJ さん

    戦争が、自ら欲したものではなく、常に、やむを得ずなされたものだと思いたいがために、人々は逆に、戦争の聖なる旗印を、自分達のまわりに探し求める。…なるほどね。

  • shiozy さん

    『Cの福音』を読んで、楡周平を復讐、いや復習したくなったのである。どんどんハマり込むワシである。善のヒーロー川瀬雅彦登場である。

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人物・団体紹介

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楡周平

1957年生まれ。米国系企業に勤務中の’96年、大ベストセラー『Cの福音』(宝島社、のちに角川文庫)で衝撃のデビューを飾り、翌年から専業作家となる。綿密な取材に基づく圧倒的なスケールかつ時代を先取りしたテーマで作品を描き、読者を魅了し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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