モンゴル人の中国革命 ちくま新書

楊海英

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480071828
ISBN 10 : 4480071822
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
楊海英 ,  
追加情報
:
320p;18

内容詳細

内モンゴルは中国共産党が解放したのではない。清朝、国民党、共産党と草原の民はいかに戦い、敗れたのか。日本との関わりを含め総合的に描き出す真実の歴史。

【著者紹介】
楊海英 : 1964年南モンゴル・オルドス高原生まれ。静岡大学人文社会科学部教授。北京第二外国語学院大学日本語学科卒業。専攻は文化人類学。博士(文学)。著書に『墓標なき草原―内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』(岩波書店・司馬遼太郎賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Porco さん

    内モンゴルの現代史を初めて知りました。

  • 筑紫の國造 さん

    中国革命を中国の視点ではなく、モンゴル人の視点から描く。自分もあまり知らなかったが、清朝崩壊後のモンゴルの波乱の歴史に驚かされた。大日本帝国、ソ連、国民党、そして中国共産党の間で離合集散しながらも、なんとか独立を求めて奔走する様は、苦闘以外の何者でもない。特に中国共産党によって利用され、自治を踏みにじられた歴史は、20世紀の忘れてはならない悲劇のひとつだろう。そして著者いわく、日本の中国研究ではこうしたモンゴルの悲劇はあまり顧みられていないという。チベットやウイグルだけでなく、ここにも悲劇がある。

  • sakadonohito さん

    内モンゴル出身の著者が内モンゴル地域を中国共産党支配が確立されるまでどのような事があったかを書く。最後まで独立しようとしていた内モンゴル部族を討伐したのは、旧満洲出身で後に中共軍に組み込まれた当時最新であった日本の装備と訓練を受けた同じ内モンゴル人の部隊だったと知ってやるせなくなった。支配に至る過程で内モンゴル人に対しかなり酷い扱いをしていたようだ。ニーチェは中国は徳治を理想とするが、実際一番足りない要素が徳だと言及していたらしい。人権に即した道徳教育って大事だなと感じた。結構ヘヴィな内容。

  • (ま) さん

    罌粟の花、砂漠化

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