最後の晩ごはん 兄弟とプリンアラモード 角川文庫

椹野道流

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041135181
ISBN 10 : 4041135184
フォーマット
出版社
発行年月
2023年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;15

内容詳細

芦屋の定食屋「ばんめし屋」で働く海里は、呼ばれて実家に帰ることに。しかし実家には見知らぬ少女がいた。「この子は一体!?」と海里は驚くが、一憲は別件で、海里に話があるという。一憲と喫茶店を訪れた海里は、兄の親友・仁木も交え、一憲から、海里が幼い頃に起きた衝撃の出来事を聞かされる。それは一憲の「罪」の告白だった。長年分かり合えなかった兄の、苦しい胸中を知った海里は…。家族の絆に涙が溢れる第19弾!

【著者紹介】
椹野道流 : 兵庫県出身。1996年「人買奇談」で講談社の第3回ホワイトハート大賞エンタテインメント小説部門の佳作を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    一憲にそんな秘密をもっていたとはねえ。でも、それを海里に告白できるほど、少しは仲も良くなっている証拠だね。五十嵐家のルーツがわかる今作。五十嵐家の父はさりげなくかっこいいね。タコパに残り物サンドイッチと、ばんめしやの料理から離れた料理だけど、美味しそう。そして、プリンアラモードで泣けたわあ。雨降って地固まるとまではいかないけど、海里と一憲の仲も少しずつ関係が修復していきそうだね。幽霊は登場しなかったけど、新たなキャラの愛生(うい)ちゃんが、次作で何かしてくれそうで楽しみです。

  • タイ子 さん

    今作は海里の家族の話。海里が実家に帰ると見知らぬ少女がいる。母から聞かされる週末里親という制度。問題はそこではなく兄・一憲夫婦が養子を迎えるために一憲が越えなければいけない大きな山がある。海里の幼い頃に起こしたある出来事。夏神の師匠が言った「罪も恩も天下の回り物」が胸を突く。困ったら、悩んだら海里の傍には夏神がいてロイドがいるって幸せだよね。そして、堅物の一憲の弱いところを知って少し安心もした。涙のプリンアラモードの巻。プリンアラモードが食べたい!

  • ぶんこ さん

    海里の兄夫婦が特別様子縁組をすることになり、兄が封印していた高校時代の辛すぎる思い出がよみがえってしまう。心を病んだ母、幼い弟、部活、家計補助のためのバイトと、過酷な時代に未遂に終わったこと。あまりに弱すぎる母親と、反して養護施設で育った奈津さんの懐のつよさ。「養子縁組の団体の人が、万一一憲さんを非難したら、私がぶっ飛ばす」との奈津さんの言葉に涙ぐむ。いい人と結婚できて、本当に良かった。幽霊は出なかったけれど、兄が父に贈った方位磁石の奇跡にウルウル。ロイド、夏神、淡海と、海里は人に恵まれてると感じました。

  • 真理そら さん

    兄・一憲のトラウマが主題。そのため涼彦も台詞はすくないけどわりと登場場面が多くて嬉しかった。涼彦が一憲のどこに惹かれているのかもわかった気がした。BL得意な椹野先生にはぜひ涼彦の幸せな状況も書いてほしい気がする。

  • 蒼 さん

    お兄ちゃん一憲さん、なかなかしんどいものを抱えていたんだね。でもきっと奥さんがその荷を共に背負い軽くしてくれると思わずにはいられない。かつては海里にとっては高い壁でしか無かったお兄ちゃんだけど、じゃれあえる相手になって良かったよ。次こそは舞台での海里を読みたい。

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人物・団体紹介

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椹野道流

2月25日生まれ。四緑木星・魚座のO型。元監察医(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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