外国人患者への周術期マネージメント

今後は日本の質の高い医療というサービスを国際展開するためにも医療従事者の外国人患者への対応能力は必須となるだろう。本書を周術期マネージメントに関わる医師および看護師の外国人患者への対応にお役立ていただければ幸いである。

目次 : 第１章　外国人患者を知る（Ｃｕｌｔｕｒａｌ　Ｃｏｍｐｅｔｅｎｃｅ（多文化対応能力）/ 人種の生物学的違いを理解する/ インバウンド患者への対応/ リスクマネージメント）/ 第２章　術前管理（説明と同意/ 術前診察/ 内服薬のチェック）/ 第３章　麻酔管理（外国人患者の麻酔管理へのＩｎｔｒｏｄｕｃｔｉｏｎ/ 緊急手術への対応/ 小児の手術/ 産科麻酔/ 手術室で役立つコミュニケーションツール）/ 第４章　術後管理（術後リカバリー室での外国人患者対応：異文化理解と英語表現の活用/ 集中治療室での対応/ 痛みの管理/ リハビリでの対応）/ 第５章　外国人からの声（外国人患者へのアンケート調査と満足度調査/ Ｖｏｉｃｅｓ　ｆｒｏｍ　Ｆｏｒｅｉｇｎｅｒｓ（１）/ Ｖｏｉｃｅｓ　ｆｒｏｍ　Ｆｏｒｅｉｇｎｅｒｓ（２））

【著者紹介】
植田健一 : １９９７年３月高知医科大学卒業。２０２４年１月岡山大学医学部医学科臨床教授。２００５〜２００８Ａｓｓｏｃｉａｔｅ。２０２０アイオワ大学麻酔科Ｅｍｅｒｉｔｕｓ　Ｐｒｏｆｅｓｓｏｒ（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

植田健一

東京大学大学院経済学研究科兼公共政策大学院教授。１９９１年、東京大学経済学部卒業。２０００年、シカゴ大学にてＰｈ．Ｄ．（経済学）を取得。大蔵省（日本）、国際通貨基金（ＩＭＦ）エコノミスト、同シニアエコノミスト等を経て、２０１４年に東京大学に移籍し、現在に至る。東京大学金融教育研究センター（ＣＡＲＦ）

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