四畳半王国見聞録 新潮文庫

森見登美彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101290539
ISBN 10 : 4101290539
フォーマット
出版社
発行年月
2013年06月
日本
追加情報
:
275p;16

内容詳細

「ついに証明した!俺にはやはり恋人がいた!」。二年間の悪戦苦闘の末、数学氏はそう叫んだ。果たして、運命の女性の実在を数式で導き出せるのか(「大日本凡人會」)。水玉ブリーフの男、モザイク先輩、凹氏、マンドリン辻説法、見渡すかぎり阿呆ばっかり。そして、クリスマスイブ、鴨川で奇跡が起きる―。森見登美彦の真骨頂、京都を舞台に描く、笑いと妄想の連作短編集。

【著者紹介】
森見登美彦 : 1979(昭和54)年、奈良県生れ。京都大学農学部大学院修士課程修了。2003(平成15)年、『太陽の塔』で日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、作家デビュー。’07年、『夜は短し歩けよ乙女』で山本周五郎賞を受賞。’10年『ペンギン・ハイウェイ』で日本SF大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 射手座の天使あきちゃん さん

    祝詞奏上、頭をお下げ下さい 『かけまくも〜畏き 阿呆大神の大前に かしこみかしこみも白く〜 四畳半統括委員会が家の生業と営み来し 「半畳占拠」のなりわいを〜 緩ぶ事無く怠る事無く いや勧め給ひ〜』 見渡す限りただ一面の阿呆である、混じりっけのない阿呆である 嗚呼、やんぬるかな 我も遂に阿呆神の軍門に下り下僕となる 阿呆神ばんざい・トレビアン!!(笑)

  • kariya さん

    神は細部に宿るという。ならば阿呆神が四畳半に住まうとて、何の不思議があることか。かの古都に建国せるは四畳半王国。賃貸物件としても不人気であろう手狭空間には、床あり壁あり天井あり、桃色画像も乱舞する。加えて、聞くだに恐ろしい図書館警察、些末な異能を無駄遣う大日本凡人會、正体不明の四畳半統括委員会が、短編中を跋扈する。秋の夜長に阿呆神の妙なる舞踊を鑑賞するもまた一興。ちなみに神の纏いし衣は黄地に紫水玉のブリーフ、さよう、パンイチ。踊る阿呆に読む阿呆、同じ阿呆なら、……謹んで読むを選ばせていただきたく。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota) さん

    「英雄は英雄を知る」と云えり。転じて「阿呆は阿呆を知る」。「知者は惑わず勇者は懼れず」と云えり。転じて「知者は惑わず阿呆は廃れず」。「踊る阿呆に見る阿呆」と云えり。転じて「書く阿呆に読む阿呆」。読む阿呆とは私のことである。同じ阿呆なら書く阿呆になりたい。しかし天は私に才を与え給わず、サイコロを振り給わず。シュレディンガーの猫の運命は箱を開けてみなけりゃわからない。何を書いているのかわからない。やはり私は阿呆です。阿呆嵩じて崇高となると云えり。ならば私はそれを矜持としよう。

  • NADIA さん

    ユーモアの世界を漂ってみたけど、ストーリーの核は捉えられなかった。再読が必要かな。この世界観はキライじゃないのだけど、なにか入り込み切れないものを感じた。本当に文章が面白いんだけど(^^;

  • カメ吉 さん

    相変わらずの森見節が全開な作品でした。ただ今回はいつもにも増してグダグダ感が強かったんで少し残念でした。キャラや言い回しはサスガで面白かった。少し期待し過ぎた感があった。

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人物・団体紹介

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森見登美彦

1979年、奈良県生まれ。作家。京都大学在学中に執筆した『太陽の塔』で2003年、第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビュー。06年『夜は短し歩けよ乙女』で第20回山本周五郎賞を受賞、第137回直木賞の候補となり、翌年の第4回本屋大賞の2位を獲得した。10年『ペンギン・ハイウェイ』で第31

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