母親病 新潮文庫

森美樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784101211930
ISBN 10 : 4101211930
フォーマット
出版社
発行年月
2024年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
森美樹 ,  
追加情報
:
288p;16

内容詳細

女は、旦那様に一生愛されるのがしあわせなのよ――。珠美子にそう語っていた母・園枝が急死した。有毒植物が体内から検出されたという。事故か自殺か、それとも。困惑のなか遺品整理に出向いた珠美子だったが、そこに端正な顔立ちの若い男性・雪仁が訪ねてくる。園枝の死を知った彼は震えて嗚咽した。良妻賢母の見本のような園枝と雪仁の関係は‥‥。すれ違いながら衝突する母娘を描く連作集。

【著者紹介】
森美樹 : 1970(昭和45)年、埼玉県生れ。’95(平成7)年、少女小説家としてデビュー。その後5年間の休筆期間を経て、2013年、「朝凪」(「まばたきがスイッチ」と改題)で、R‐18文学賞読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • スリカータ さん

    意味深な表紙。着ている洋服の柄は…。一人暮らしの前期高齢者の母親の死。自殺か他殺か事故死か、冒頭で引き込まれたが徐々に早速した。それぞれの関係者目線で語られているが、こんなに引っ張らなくても良かったのでは。結局、私には理解の及ばない真理だった。

  • こばゆみ さん

    夫に先立たれ子も自立し、一人暮らしをしていた園枝が自宅で亡くなり、体内から聞き慣れない毒物が検出された、という不穏な空気で始まるお話。そしてその不穏な空気を漂わせたまま、毒物の謎と晩年の園枝の暮らしが明らかになっていく。ストーリーを愉しむよりは、情景描写を愉しむように感じた。近々主婦病も読んでみたい。

  • Chip2 さん

    母親って、なんなんですかね?母性とか、母親だからって概念は、社会が作り上げた幻想な気がしてなりません。みんな、迷いながら子育てしてるし、正しい確信なんてないし。それは、父親も同じだと思います。母親なんて、役割でささかないんだから、自分の気持ちをがんじがらめにせず家族を労わりながら、自分らしく生きたいですね。

  • himanaka さん

    男性の自分には理解できない世界ではあるが、だからこそ深く抉っていく筆致は鋭い。

  • するめ さん

    図書館。初めて読む著者さんだったけどすれ違う様が気になってすぐに読み終わっちゃった。

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