DIVE!! 2 スワンダイブ

森絵都

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062105200
ISBN 10 : 4062105209
フォーマット
出版社
発行年月
2000年12月
日本
シリーズ
:
追加情報
:
19cm,194p
19cm,194p

内容詳細

自分らしい飛込みをさがしはじめる少年たち

『つきのふね』や『カラフル』がそうであったように、この『DIVE!!』もまた、児童文学として書かれながら大人の読者も堪能できる作品になっている。旬な作家は何を書いてもいきいきとしているが、現在の森絵都も例外ではない。まったく、うまい。この小説に躍動感がみなぎっているのは、ダイビングというスポーツの魅力を力強く鮮やかに描いていることもあるが、森絵都という作家が小説界において今もっともダイナミックな存在だからである。――『DIVE!!』第1巻書評より 評論家北上次郎(日本経済新聞社2000年8月20日)

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読書メーターレビュー

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  • しろいるか さん

    シリーズ第2巻。1巻はダイヤの原石・知季が中心だったが、2巻では津軽の強烈な個性・沖津飛沫にスポットがあたる。1巻ではクールな野性児という印象の飛沫、天才ダイバーがまさかの腰に故障で足踏みしてしまう苦悩。スワンダイブが今後どう開花するのか。ライバルたちも色々いて面白い。特に炎のジロー、傑作だw 大島コーチとのすきやきは良かったなー。何も聞かず見守ってくれている飛沫の母も素敵だ。そうなると、次の巻は要一視点になるってことなのかな?

  • maxa さん

    目標って見え始めるとどんどん大きくなっていくもんだよね。今回はオリンピックへの第一歩、アジア合同強化合宿への参加をかけてライバルたちとしのぎを削る話。2巻の主役は津軽から来たワケあり飛沫(しぶき)。得点にこだわるか、それとも自分を生かすか。初めて味わう快感。同じ競技に取り組んでいた祖父への想いなど、スポーツものの醍醐味がみっちり詰まった一冊。1巻同様、こっちも燻銀のように、でもダイナミックに光り輝く予感がする。表紙のように美しく飛べ〜!でも1巻主役の知季もよかったのに、どっちに肩入れしたらいいか困る。

  • しょこ さん

    今回のメインは海の男、沖津飛沫。シブキくんと読むのに、ついついヒマツくんと読んでしまいそうになる(^_^;)強化選手選考会で人生初の試合参加。そこで一瞬の快感を知ってしまった。祖父の事、自分の体のこと、これから飛込みとどう向き合っていくのか…そんな葛藤の夏休みが描かれる。同じ競技でも個性が見えて面白い!のらりくらりとしつつも、適度に適当に仲間に声かけする要一くんがイイね☆津軽の女性陣も多くを語らずとも、強い支えであるに違いない。さぁ、飛べ羽ばたけ飛沫くん!!

  • takaC さん

    飛沫くん、いろんな面でスゴイよ、君は。

  • エンブレムT さん

    え〜?これから知季がー!!って盛り上がった状態だったのに主役交代!?この巻では、海でしか飛んだことがなかった飛沫(しぶき)を中心に話が進みました。高2の彼の、ジリジリするような焦燥感と背負ってきたものの重みに支配されている巻ともいえます。視点が違うと、同じ世界を見ていても印象が全く違うのが面白い。小学生の子供にも勧めたいんだけど、読ませたくない描写もあるのが悩ましいトコロ。。。個人的には『炎のジロー』君に笑ったw

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人物・団体紹介

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森絵都

1968年東京都生まれ。早稲田大学卒業。91年『リズム』で講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。同作品で椋鳩十児童文学賞を受賞。『宇宙のみなしご』で野間児童文芸新人賞、産経児童出版文化賞ニッポン放送賞を受賞。『つきのふね』で野間児童文芸賞、『DIVE!!』で小学館児童出版文化賞を受賞。2006年『風

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