線型代数 生態と意味 ちくま学芸文庫

森毅

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784480099662
ISBN 10 : 4480099662
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
追加情報
:
320p;15

内容詳細

理工系大学生必須の線型代数を、その生態のイメージと意味のセンスを大事にしつつ、基礎的な概念をひとつひとつユーモアを交え丁寧に説明する。

【著者紹介】
森毅 : 1928‐2010年。東京生まれ。数学者。東京大学理学部数学科を卒業。京都大学教養部で教鞭を執り、また民間の数学教育運動にも参画した。京都大学名誉教授。自由な発想による論評の鋭さから、“一刀斎”と呼ばれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アドソ さん

    高校生の頃、頭のいい(フリをした)生徒が読むのが森先生の本だった。当時は手を伸ばそうとも思わなかったが、今読んでもやっぱり高校生がわかるような内容ではない。難解な内容と軽妙な語り口のギャップがウケていたのだろう。いまは高校で行列をやらないらしいけど、それに反して社会ではビッグデータ解析、機械学習、データマイニングなど行列を利用する局面は増えているし、それをヤサシク解説した本もたくさんでている。こんな空前の「線形代数時代」の到来を、草葉の陰の森先生はどんな思いで見ているのだろうか。

  • オザマチ さん

    二次曲面や線形微分方程式への応用、さらには一部微分形式や無限次元ベクトル空間まで扱っていて、話題のレベルは高い。ちょくちょく余計な話や言葉が入るのが面白い。これ一冊で線形代数を勉強は無理だけど、著者のノリについていけるなら副読本としておすすめ。

  • 元よしだ さん

    すごい!!線形代数なのに普通に読める!! さすが梅田亨先生のご師匠さん〜 また電磁気学についての記述もあり マセマ物理基礎 を勉強するモチベーションになりました

  • Kenji Hiranabe さん

    羽生田さんの熱烈紹介。副題が飛んでるので楽しみ。

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