黒猫のいない夜のディストピア ハヤカワ文庫JA

森晶麿

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150314842
ISBN 10 : 4150314845
フォーマット
出版社
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
森晶麿 ,  
追加情報
:
352p;16

内容詳細

大学院を修了し博士研究員となった私は、所無駅付近で自分そっくりの女性と遭遇する。白銀の髪と瞳、白い服の彼女に驚いたのもつかの間、暗号の書かれた葉書が家に届き、母がその謎の女性と会っているのを目撃する。一連の不審な出来事に悩みつつ、些細な行き違いから頼りの黒猫にも頼できずにいた私は、学部長の唐草教授から反美学研究者の灰島浩平を紹介され、彼とともに調査を始めるが…。黒猫シリーズ第二期始動。

【著者紹介】
森晶麿 : 1979年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。2011年、『黒猫の遊歩あるいは美学講義』で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • けろり さん

    やはり黒猫シリーズが好きだと再確認した巻。ハラハラドキドキもしましたが、落ち着くところに落ち着いてくれて良かったです。エピローグの黒猫の真顔、中々レアですね。早く続きが読みたいです。

  • ソラ さん

    途中まで黒猫が登場せず、灰島との行動が主体でいつもと違う流れで進むのも良いなと思った。彼は彼で黒猫との対比として魅力的な人物だし今後もキーマンになりそう。

  • マカ さん

    シリーズ8作目。第2期スタート。自分のドッペルゲンガーに会った付き人が謎を解いていく。黒猫が近くにいない中、灰島と共に調査していくけど、靄がかかったようでスッキリしない。けど黒猫が戻って来てからスッキリ晴れやかに。やっぱり2人の関係性がいいなと思えた。今後どうなっていくのか読むのが楽しみだ。

  • だんでらいおん さん

    【購入本】黒猫シリーズ第2期1冊目。ドッペルゲンガーに出会ってしまった付き人の私。黒猫の出張中に様々な謎が絡まり合って…。ちょっとシリアスでちょっと幸せな気持ちになれました。

  • kinta さん

    付き人お疲れ、そして黒猫おめでとうに肩透かし(笑)。かぐや姫とポオ。グロテスクとディストピア。大いに混乱させてくれました。牽強付会な行動のようですべてが歯車に収まる感覚が秀逸。今回はお母さまの意気地というものを若き二人が食い止め、そして、周りの大人に振り回される。ゆっくりしていると邪魔が入りそうですがww、黒猫頑張ってほしくなります。

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