心中探偵 蜜約または闇夜の解釈 幻冬舎文庫

森晶麿

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344426702
ISBN 10 : 4344426703
フォーマット
出版社
発行年月
2017年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
森晶麿 ,  
追加情報
:
281p;16

内容詳細

死にたい。でも一人じゃ死ねない―。並外れた美貌と知性を兼ね備えながらも心中を渇望する華影忍が理想の女性と巡り会い、遂には闇夜に服毒心中を敢行。だが翌朝、自分だけ目覚め、死んだ相手は見知らぬ財閥の令嬢に成り代わっていた…。殺人疑惑がかけられる中、忍は盟友の若き大学教授、通称“黒猫”の助けも借りて事件の真相を探り始める。

【著者紹介】
森晶麿 : 1979年、静岡県浜松市生まれ。早稲田大学第一文学部卒。日本大学大学院芸術学研究科博士前期課程修了。2011年、「黒猫の遊歩あるいは美学講義」で第1回アガサ・クリスティー賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 凛 さん

    「四季彩のサロメまたは背徳の省察」の続編。ある夜、出会った女と心中したはずが、自分だけが生き残ってしまっただけでなく、死んだ相手が見知らぬ女に成り代わっていたところから始まるミステリー。運命の女を死という形で失ってから10年。忍の心の闇というか、空虚な部分はさらにひどくなり、ますますダメな男になっている気が。死への渇望、それと裏腹に見え隠れする生きることへの執着。どこか大人になりきれていないような、そんな危うさも。きっと忍はこれからもまた同じようなことを繰り返すのだろうな。運命の女に囚われたまま。

  • igaiga さん

    続編モノらしいけどあまり気にならず。ただ・・・・ものすごく女好きなのですねー。女好きなのに、なんで道子にだけあーなんだろう。妙に溝渕に譲ろうとするというか。で、ラスト。急転直下すぎて気持ちが追いつかないっ!なんでこうなった??妙にバタバタしてたー。

  • ぺぱごじら さん

    見事なクズっぷりを見せる大金持ち&作家の忍。自分の小説に出てくるような女性にフラフラついていった末に心中未遂で生き残る。どんなに虐げても不気味に側にいる妻、文学に情熱的でいっそ作家になればいいのにという編集者に囲まれて謎を追う。ラストが投げっぱなしで面白い。2017-213

  • マサキ@灯れ松明の火 さん

    うわぁ(^◇^;)忍くん…高校時代よりも、更に酷くなってますね(汗)道子さん、よりにもよって…なぜ、忍くんと結婚しているかなぁ(汗)カラス=黒猫でしたのね。黒猫…気をつけてくださいね………忍くんがダメージから回復したら、付き人ちゃんが狙われてしまいますよ(大汗)………黒猫が、まともな世界に踏み留まっているのは、付き人ちゃんの存在が作用してますね!…ホントに、はた迷惑な忍くんです"(-""-;)"

  • ココノビエガク さん

    この結末…どこかで読んだことがあるような?太宰?芥川?オマージュ作品かしら? キャラノベというだけあって、読みやすい上に、今回はミステリとしても超絶私好み。最後の最後で思わず笑いが込み上げてきた。忍ちゃん、相変わらずダメ男の頂点を極めている。おかげで事件に巻き込まれても全く心が痛まない。ダメ男の隣にいるせいか、溝渕くんの天使さが光るね。『四季サロ』を読んでいれば、忍のダメっぷりにも納得がいくとは思うけれど、読んでいなくとも十分楽しめる作品。続巻で、忍がもっと虐められればいいなと思ってしまった。

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