突変 徳間文庫

森岡浩之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784198938895
ISBN 10 : 419893889X
フォーマット
出版社
発行年月
2014年09月
日本
追加情報
:
733p;15

内容詳細

関東某県酒河市一帯がいきなり異世界に転移(突然変移=突変)した。ここ裏地球は、危険な異源生物が蔓延る世界。妻の末期癌を宣告された町内会長、家事代行会社の女性スタッフ、独身男のスーパー店長、陰謀論を信じ込む女性市会議員、ニートの銃器オタク青年、夫と生き別れた子連れパート主婦…。それぞれの事情を抱えた彼らはいかにこの事態に対処していくのか。特異災害SF超大作!

【著者紹介】
森岡浩之 : 1962年生まれ。91年、「夢の樹が接げたなら」でハヤカワ・SFコンテストに入選し、92年、SFマガジン誌でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りょうこ さん

    頑張ったわぁ!自分の腕!上下巻2冊になっても良いぐらいの厚みのある文庫。733p!初読み作家さんでしかもいつもならちょっと苦手なSF物だったが、文章が読みやすかったのと..もちろん面白かったのでサクサクと読めた!シリーズ化ですかね?次作も読む!この世界観好きです!

  • Bugsy Malone さん

    お気に入りさんの感想を読んで読みました。地球の一地域が異世界と入れ替わってしまう現象「転移」。日常生活から突然そこに放り込まれた人々の物語。P733という厚さを感じずに最後まで読み切ってしまった。登場人物達の群像劇も面白く、町や国としての自治管理の方法も考えさせられた。そして何と言っても異世界に棲む異源生物の驚異にワクワクさせられた。また異源生物図鑑を手放さない5歳の少年を絡めた怪物の扱い方が非常にいい。まだまだ話を広げていける物語なので是非続刊を。

  • TATA さん

    初めての作家さん。非常におもしろかった!一部地域が「裏返された」ことによるパニック小説。裏側の生態系を支配する狂暴なヒトデや巨大ムカデと戦う。イメージは「ナウシカ」や謀図さんの「漂流教室」に似た感じかなあ。でもそこまでの悲壮感なく、また表現が浅薄ということもなくしっかり読める一冊でした。700ページを超える重厚な作品ですが、負担を感じずに一気に読めます。

  • つねじろう さん

    初読みの作者だけどタイトルに惹かれて手に取る。奇想天外な世界ではあるがその世界観お約束事がしっかりしてるので説得力がある。突然現れる異次元&異空間。いきなり孤立状態に陥った生活感丸出しの町内会レベルの人々のお話し。そこに登場する人々は末期癌の妻と生き別れになった町内会長だったりローカルスーパーの店長だったりパートの子連れ主婦だったりする。スパーヒーローが出て来ない分リアル感と親近感がある。居る居るそういう人、あるあるそういう事と思ってる内にあっという間に700Pを読み終える。その加速感は妙に爽快でした。

  • いたろう さん

    著者初読み。地球上の一部が別の世界に突然裏返る「突変」。裏返った先は平行世界なのか、全く異なる惑星なのか。突然巻き込まれ、外との繋がりが途絶えた住民の苦難、先に「転出」していた地域からの救援と干渉、そして襲い来る危険な原生生物。文庫書き下ろしという怒濤の700頁超、危機的状況の中、多くの人間の思いと行動が入り乱れる群像劇、ウォーアクションもかくやの原生生物との激しいバトルに思わず時間を忘れて熱中する。しかしこのボリュームで、話はまだ解決を見ない。当然、続編はあるのだろう。

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人物・団体紹介

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森岡浩之

1962年兵庫県生まれ。京都府立大学文学部卒。サラリーマン生活を経て1991年「夢の樹が接げたなら」で第17回ハヤカワ・SFコンテストに入選、同作品が『SFマガジン』誌に掲載され、作家デビューを飾る。1996年『星界の紋章』全3巻を、早川書房より刊行。新しいかたちのスペース・オペラとして高く評価され

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