星界の紋章 3 ハヤカワ文庫

森岡浩之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784150305550
ISBN 10 : 4150305552
フォーマット
出版社
発行年月
1996年06月
日本
追加情報
:
16cm,270p

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読書メーターレビュー

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  • ヴェルナーの日記 さん

    ついにあの方が登場! 公爵の中の公爵にして、アーブ帝国軍の準提督(すぐに提督に昇進しますが)レトパーニュ大公爵(ニーフ・レトパン)のスポール準提督(ロイ・フローデ)ぺネージュさんが!! 何事にも生真面目な主人公のラフィールとは正反対であり、アブリアルをからかうたことが生きがいという人。2人があまりにも対照しすぎて、ぺネージュのキャラが立ちすぎている。主人公のラフィールの影が薄くなるくらいに。いやぁ〜強烈でした。クファデス先任参謀(アルム・カーサリア)、お気の毒さま……

  • 佐島楓 さん

    助け、助けられながら冒険を繰り広げてきたジントとラフィール。その旅にいったんの終止符が打たれる。世界観、人物描写ともに練られたものであった。アニメ化されたのも納得。楽しかった。

  • こも 零細企業営業 さん

    老化しないように遺伝子組み換えされた奴が、日々の差別への鬱憤晴らしのためにアーヴの生贄を求める。 それにノラリクラリと消極的に応じる占領地の警察官達はなかなかに大人だ。 そして、3年後。ジントは20歳になって突撃艦に搭乗する艦長はラフィール。持ってるな!w スポール提督の参謀もw

  • マッピー さん

    まず、いちいち付いているアーヴ語のルビが煩雑。続きが気になると言っているのに、目が忙しくてなかなか進まないもどかしさ。それから登場人物が多くて、誰が誰だか最後の方はもう思い出せなかった。でも、敵味方ははっきりキッパリわかるので問題なし。さらに、位置関係がわからない。巻頭に平面宇宙図でも載せておいていただけるとよかったのだが。最後に、クラスビュールからの脱出行あたりから物語が駆け足。以上文句たらたら書きましたが、面白かったのは間違いない。SFを読み始めた頃のわくわく感を思い出しながら、終始楽しく読みました。

  • シタン さん

    サイロス・ロスロータジュ!良き旅だった。やってくれたな、葬儀屋。影を潜めていた久々のルビの乱舞に喜びを隠せない。ルビが多い文章は落ち着く(僕だけか)。続きもあるようだが、この凝りまくった設定の物語をうまくまとめたなぁという感じ。最後の方のストーリーがとても好み。付録としてアーヴ語の成立の概略が載っていて面白すぎる。これは研究のしがいがありそうだ。

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人物・団体紹介

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森岡浩之

1962年兵庫県生まれ。京都府立大学文学部卒。サラリーマン生活を経て1991年「夢の樹が接げたなら」で第17回ハヤカワ・SFコンテストに入選、同作品が『SFマガジン』誌に掲載され、作家デビューを飾る。1996年『星界の紋章』全3巻を、早川書房より刊行。新しいかたちのスペース・オペラとして高く評価され

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