基本情報
内容詳細
2007年11月、防衛事務次官の職に4年居座った高級官僚・守屋武昌が逮捕された。軍需専門商社・山田洋行の元専務から、ゴルフ接待や次女の米国留学費などを受け取った見返りに装備品の調達で便宜を図ったという収賄罪などに問われ、2010年に懲役2年6カ月の実刑が確定。現在服役中である。ロッキード、ダグラス・グラマン事件以来最大といわれたこの防衛汚職事件とは一体何だったのか?二流官庁と蔑まれてきた防衛省(庁)と防衛産業との歪んだ関係、そして、そこに巣喰う現代公吏の生態に迫る。書き下ろしノンフィクション。
目次 : 序章 審判―裁判長が呆れたご都合主義/ 第1章 失脚―山田洋行事件の闇/ 第2章 名門一家―国防意識の芽生え/ 第3章 特殊官庁―名ばかりのシビリアンコントロール/ 第4章 利権―防衛産業と米ロビイストの怪しい関係/ 第5章 汚職―禁断のゴルフ接待と守屋家の蹉跌/ 第6章 我欲―利得に群がる政治家たち/ 第7章 逮捕―あきらめと保身のはざま/ 終章 獄中記―検察との取引
【著者紹介】
森功 : 1961年福岡県生まれ。ノンフィクションライター。「ヤメ検 司法に巣喰う生態系の研究」「同和と銀行」(ともに月刊現代連載)が2年連続「雑誌ジャーナリズム賞作品賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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藤瀬こうたろー さん
読了日:2022/08/31
みろり さん
読了日:2016/09/22
macho さん
読了日:2013/06/30
jack さん
読了日:2016/02/25
anken99 さん
読了日:2015/01/30
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人物・団体紹介
森功
1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大学文学部卒業後、伊勢新聞社、『週刊新潮』編集部などを経て、2003年に独立。2008年、2009年に2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞。2018年には『悪だくみ「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』(文藝春秋)で「大宅壮一
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