基本情報
内容詳細
安保法案をめぐり国論が二分される陰で、日本の雇用システムを壊しかねない重要な法案が成立した。改正労働者派遣法である。これにより派遣労働者が急増し、“派遣の固定化”が進むと危惧されているのだ。総理のブレーンとして、この“改悪”を推進したのは他でもない、“人材派遣業界の雄”パソナグループ代表の南部靖之と同社会長の竹中平蔵なのである。南部は一方で、覚醒剤事件で逮捕されたASKAと愛人栩内香澄美が出会った秘密パーティの主催者でもある。わが世の春を謳歌する現代の政商の暗部に迫る。
目次 : 第1章 三度目の改正派遣法案/ 第2章 中小企業の経営者だった父親の教え/ 第3章 知られざるアングラ人脈/ 第4章 ベンチャー三銃士と呼ばれて/ 第5章 芸能・スポーツ界の著名人/ 第6章 「仁風林」官界人脈のキーマン/ 第7章 自民と民主「二股外交」の狙い/ 第8章 公共ビジネスのうまみ/ 終章 政商かベンチャー企業家か
【著者紹介】
森功 : 1961(昭和36)年、福岡生まれ。岡山大学文学部卒。出版社勤務をへて、2003(平成15)年フリーランスのノンフィクション作家に転身。08年に「ヤメ検―司法に巣食う生態系の研究」で、09年に「同和と銀行―三菱東京UFJの闇」(ともに「月刊現代」掲載)で、2年連続「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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おさむ さん
読了日:2015/12/09
しろくまZ さん
読了日:2016/04/25
チェアー さん
読了日:2016/01/11
muuk さん
読了日:2016/03/25
kadoyan さん
読了日:2016/01/13
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人物・団体紹介
森功
1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大学文学部卒業後、伊勢新聞社、『週刊新潮』編集部などを経て、2003年に独立。2008年、2009年に2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞。2018年には『悪だくみ「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』(文藝春秋)で「大宅壮一
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