墜落 「官邸一強支配」はなぜ崩れたのか

森功

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163914299
ISBN 10 : 4163914293
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
追加情報
:
296p;20

内容詳細

「新型コロナ対策」の迷走が続くのはなぜか?長男、実弟、スポンサー企業…「菅利権」の実態とは?「五輪開催」の真の責任者は誰だったのか?安倍・菅「強権政治」の「戦犯」たち。当代随一のジャーナリストが徹底取材!

目次 : 第1章 安倍「官邸官僚」の決算/ 第2章 長期政権の限界/ 第3章 茶番の政権禅譲/ 第4章 菅新政権の強権人事/ 第5章 菅政権を操るブレーンたち/ 第6章 菅ファミリーの蹉跌/ 第7章 新官邸官僚たちの暗躍/ 第8章 政治と芸術、そしてビジネス/ 第9章 五輪政局/ 終章 一強政権の末路

【著者紹介】
森功 : 1961年福岡県生まれ。岡山大学文学部卒。出版社勤務を経て、2003年フリーランスのノンフィクション作家に転身。08年に「ヤメ検―司法に巣喰う生態系の研究」で、09年に「同和と銀行―三菱東京UFJの闇」で、2年連続「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞」作品賞を受賞。18年『悪だくみ「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • trazom さん

    森功さんらしい詳細な情報収集と鋭い視線で、安倍・菅政権の利益誘導型体質を見抜く。菅総理と親族、官邸官僚、各省庁の高官、政権に巣食うブレーン・政商などが続々登場するが、一言で表せば「姑息」。権力者に聖人君子を求めないが、国家や社会に対する大義や理念があってこそ、手段としての不透明さは許容できるのだろう。しかし、この物語の人たちに理念はなく、権力を笠に着て人事権を濫用し、私利私欲に邁進する姑息な存在でしかない。何と小さい人たち。確かに巨悪は怖ろしいが、小さな悪が寄り集まったこの卑しさの方が、質が悪い気がする。

  • おいしゃん さん

    かなり読み応えあり。この企業や政治家が、菅氏とこう繋がっていたのかという新鮮な驚きと、そのドロドロさに失望、という連続でかなりのエネルギーを要し、全ては読めず。

  • 田中峰和 さん

    アベガーが流行語となるほど、安倍批判派は多かったはずだが、先日の暗殺事件で国民総安倍応援団と化し、国葬まで検討されている。官邸一強支配は長く続いたが、安倍から菅につながる強権政治の中身はどうだったのか。二代続いた首相辞任を受けて今一度、その崩壊の過程を見直させてくれる。安倍内閣における官邸官僚の筆頭は今井直哉だが、彼の主導したアベノミクス第二弾で具体策を担ったのが新原浩朗。彼は菊池桃子と結婚したので一気に有名になったが、60歳まで独身だったのがマスコミをにぎわせた。話題作りのうまかった安倍氏の冥福を祈る。

  • Melody_Nelson さん

    今となっては本当に墜落した菅政権。それにしても、官邸って一体どれだけポジションがあるのだろうと思うくらい、読んでてわからなくなった。官僚の世界も出世レースとか天下りとか…いじましい。あと、本書を読んで知った菅ファミリーの一面が意外だった。特に弟。こういうのを読むと「政治って利権誘導ばかり」と思ってしまい嫌になるが、そもそも、こうしたことが表立って報道されず、また報道されても罰せられないのが大問題。逃げ切ってばかりの政治家と官僚。こんなことが続くようなら、日本の未来は…。

  • 酩酊石打刑 さん

    どうもこの手の週刊誌ドキュメンタリー風の文章は苦手だ。TVニュースめいた為政者の姿勢に、いちいちいちゃもんをつけるのはあまり好きではない。その立場の中でそれなりの努力をしているのだなどと擁護するつもりもさらさらない。できそうもないことではあるのだが、もっと構造的に考え問題の本質を考えられればと思うばかりだ。それにニュース報道に晒された為政者の人たちだって、わたしなんかより事務処理能力などに関してはよっぽど優れているのだろうから、一面的に馬鹿してはいけないと思うのだった。

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森功

1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大学文学部卒業後、伊勢新聞社、「週刊新潮」編集部などを経て、独立。2008年、09年に編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞。18年に『悪だくみ「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞(本データは

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