地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団 講談社文庫

森功

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065292563
ISBN 10 : 4065292565
フォーマット
出版社
発行年月
2022年09月
日本
追加情報
:
256p;15

内容詳細

積水ハウスが50億円を超えるカネを騙し取られた「五反田海喜館事件」は不動産業界だけでなく日本中を騒然とさせた。事件は氷山の一角にすぎず、近年の土地バブル再来で地面師たちの動きが活発化している。プロですら騙されるのだから、素人などひとたまりもない。詐欺集団の複雑で巧妙な手口を明かす。

目次 : 第1章 「積水ハウス」事件/ 第2章 頂点に立つ男/ 第3章 新橋「白骨死体」地主の謎/ 第4章 台湾華僑になりすました「富ヶ谷事件」/ 第5章 アパホテル「溜池駐車場」事件の怪/ 第6章 なりすまし不在の世田谷事件/ 第7章 荒れはてた「五〇〇坪邸宅」のニセ老人

【著者紹介】
森功 : 1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大学文学部卒業後、伊勢新聞社、「週刊新潮」編集部などを経て、2003年に独立。2008年、2009年に2年連続で「編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞」を受賞。2018年には『悪だくみ「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • そうにゃん さん

    おもしろい、好物の読み物。不動産に関わる人は必読。欲を言うならもう一段深い闇の部分を探って欲しかった。表向き清掃員として働いている「なりすまし役の手配師」などもっと知りたかった。連ドラ化希望。

  • Mark X Japan さん

    内容よりも、検挙率の低さと刑の軽さに戦慄を覚えます。これが、この手の事件を増やしています。警察の対応やどこまでグルなのかがわかりにくいことも助長しています。もっと大きな話題になるべきことでしょう。☆:4.5

  • elf51@禅-NEKOMETAL さん

    地面師,昔,梶山季之が書いていたが,これはノンフィクション,実際にあった事件の話。他人の土地を売り飛ばす地面師って詐欺小説でもちらっと出ては来るが実際にも事件になりにくく,本当に潜っている裏仕事。他人になりすまして印鑑証明まで作ってしまうとかヤバすぎるだろ。土地を取られた方がずっと気付かないのが怖い。で,本人が死んだら,被害者がいなくなるのでそのままうやむやになるとか。善意で取得した人には文句は言えないし。相続人不在だと国のものになるが,国はそんなことがわかっても訴訟しないし。本当の闇だな。

  • sheemer さん

    通勤聞き読み。不動産取引に絡む詐欺の手法を実例をもとに紹介した本。おおむね、地権者のなりすましを仕立てるところから話が広がっていく。すごい世界もあるものだと思った。加えて、これがなかなか立件されず、罰せられないことにも驚いた。

  • モルテン さん

    主だった地面師詐欺事件について、それぞれ章立てで説明してあり分かりやすかった。第一章が「積水ハウス」事件なので掴みはバッチリ。なりすましばかりの事件の中で、なりすまし不在の世田谷事件が取り上げられてるのが嬉しい。情報源の一人が宮田康徳なので、弁護士の存在についても触れられてるのかなと思ってたけどさすがにそれはなし。詐欺師なので著者も距離を置いてると思われる。そもそも中間業者がいたり転売が常態化してる不動産業界がどうかしてると思う。そんなだから詐欺師に付け込まれるのだと感じる。

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森功

1961年、福岡県生まれ。ノンフィクション作家。岡山大学文学部卒業後、伊勢新聞社、「週刊新潮」編集部などを経て、独立。2008年、09年に編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞作品賞を受賞。18年に『悪だくみ「加計学園」の悲願を叶えた総理の欺瞞』で大宅壮一メモリアル日本ノンフィクション大賞受賞(本データは

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