藤井聡太とAI 「最強」の将棋とは何か

森内俊之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784864109567
ISBN 10 : 4864109567
フォーマット
出版社
発行年月
2023年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
248p;19

内容詳細

前人未踏の領域、八冠へ。“羽生世代”レジェンド棋士が読み解く「圧倒的強さの秘密」「拓かれた将棋の未来」

目次 : 1章 大解剖 藤井聡太「真理」の一手(「神の一手」は存在するのか/ VS渡辺明名人“第92期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負 第3局” ほか)/ 2章 なぜ、藤井聡太は「史上最強」なのか(驚異的な勝率/ 時代で変わる「強さの質」 ほか)/ 3章 2人の覇者 藤井聡太と羽生善治(「平成の覇者」の復活/ 待ち望んだ「夢の対局」 ほか)/ 4章 将棋「新世界」“第二の藤井聡太”は現れるのか(「将棋以外のゲーム」でのAI活用/ 新しい発見の連続 ほか)

【著者紹介】
森内俊之 : 1970年10月10日、神奈川県生まれ。棋士(九段)。勝浦修九段門下。十八世名人資格保持者。1987年、16歳でプロ入りすると、早指し新鋭戦2連覇、全日本プロトーナメントで優勝を果たすなど早々に頭角を現す。2002年、31歳で初タイトルとなる名人位を獲得。2004年には竜王位・名人位、王将位の三冠となった。2007年、名人位の通算獲得数が5期となり永世名人資格を獲得。2017年、通算900勝達成。将棋大賞最優秀棋士賞受賞2回(2003年度・2013年度)、棋戦優勝13回、タイトル獲得は竜王2期、名人8期、棋王1期、王将1期の合計12期。日本将棋連盟棋士会副会長、同専務理事を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • キク さん

    「羽生世代」のレジェンド棋士が、華々しい成績だけが語られがちな藤井聡太の「強さの本質」を掘り下げている。第三章の「2人の覇者」で「平成の覇者の復活」として島研で切磋琢磨してきた羽生について語り、2人の2023王将戦7番勝負について1番ごとに詳細に解説してくれている。2018年の朝日杯オープンが2人の最初の対局で、負けた羽生が「藤井さんはタイトル戦の舞台に間違いなく立つ。ただ、そこに私がいるかどうかが問題です」と当時3冠の羽生が、ただの5段だった藤井について語っている。逆に羽生の感性の凄さが伝わってくる。

  • akihiko810/アカウント移行中 さん

    十八世永世名人の森内が、藤井聡太の名局と、藤井×羽生の王将戦を局面図を使って解説。藤井将棋の強さの秘訣とAI時代の将棋を語る。印象度B+  局面図での解説なので、ある程度将棋のわかる人向け。とはいえ専門誌ほどの難しさはない。 AIで示される手は、「なぜ、という意図が人間にはよくくみ取れない」ものも多々あるが、それをプロがかみ砕いて説明してくれるため、ファンには面白いものになってると思う。 本書には、将棋の局面の解説だけでなく、藤井の強さにおいて森内の思うところや、また森内自身の将棋感が書かれている。

  • 緋莢 さん

    図書館本。十八世名人の資格を持つ、著者が藤井聡太八冠(この本、刊行当時は七冠でしたが)の強さについて、対局中の印象的な一手やAIの利用法等をまじえながら書いた本。<対局において、ある一手だけが突出して素晴らしいから勝てた、大逆転できたということはほとんどないと言っていい>、<神がかりでもなく、AIを超えたのでもない。日々の研究と棋力に基づいた、深く正確な読みと判断、そして決断力が生んだ指し手が勝利に結びついているのだ。>(続くす。

  • Kazuo Ebihara さん

    昨年のAbema将棋団体戦で藤井から指名され同じチームになった永世名人の森内。 一緒に戦ったことにより見えてきた藤井の思考と強さ。 本書の序盤では、藤井将棋の強さの秘密を実践譜とその言動から分析。 中盤、幼い時からライバルだった羽生善治との関係と 藤井対羽生の王将戦7番勝負を解説。 終盤、AIで変わった将棋界の現状と未来展望を語っています。 八冠を制覇し、益々強くなっている藤井さん。 観る将、読む将としては、その活躍から目が離せません。

  • Toyotoyo さん

    表紙がかっこいい。初めてポーカーをした時に、すぐにゲームの本質(強い手役を作るかではなく、いかにチップを人より多く集めるか)を見抜いたというエピソードに感心。 しかし、これほど将棋の手の解説が分かりにくい本は初めて読んだ(第1章は、掲載されている将棋の指し手を全て知らないと、何が書いているのか分からない)。これが森内流か。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

実用・ホビー に関連する商品情報

おすすめの商品