日本列島四万年のディープヒストリー 先史考古学からみた現代

森先一貴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022631114
ISBN 10 : 4022631112
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
211p;19

内容詳細

大陸とは異なる文化的進化をとげた日本列島の先史時代。四万年にわたる人と自然との関係史を読み解く。日常のライフハックから、環境問題・社会問題―諸問題解決のヒントを探る!

目次 : 第1部 私たちはどこから来たか―歴史と起源(私たちの由来/ 日本列島の文化は特殊か/ 土器と人類/ 日本の文化は大陸起源か)/ 第2部 日本列島の人と文化―環境と適応(気候変動と人類社会/ 文化の東西南北/ 定住するということ/ 四季の恵みを活かす/ 縄文はユートピアか)/ 第3部 人類は“進歩”するか―身体と行動(時間を管理する能力/ 過去から日々の行動戦略をみなおす/ 身体と社会・文化/ 人類進化と健康問題)/ 第4部 現代社会に何が起こっているのか―社会と観念(向き合う社会/ 贈与が結ぶ社会/ 墓じまい考/ 個人と集団、平等と格差)

【著者紹介】
森先一貴 : 1979年京都府生まれ。独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所・主任研究員。東京大学大学院修了後、奈良文化財研究所研究員、文化庁文化財調査官を経て現職。専門は先史考古学(旧石器時代・縄文時代)。約4万年前に始まる日本列島の後期旧石器時代から縄文時代までの環境適応史を研究中。先史時代の人間行動や社会に関する知識に基づき、現代の諸課題に新たな視点からアプローチすることをめざす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • tamami さん

    考古学者として、日本の先史時代・縄文時代を専門とする著者が記す、考古学研究の現在と考古学が示す可能性。本書を読んで最初に衝撃を受けたのは、これまで日本考古学の本といえば、土器や石器制作の技法など、起源はどこか大陸からいつ伝来したのか、というような語り口が多く見られたのですが、本書では日本起源・独自に発達したものもある、と明言されていることです。そして、旧石器時代の穽し穴猟を、当時の人々の時間の有効な使い方の事例として考察するなど、先史時代の人々の狩猟採集生活の中にも、身のこなし方や道具の扱い方など、現代→

  • はちめ さん

    タイトルに4万年とあるが主に旧石器時代の日本列島について書かれている。4万年前に日本列島に到達した人類は1万年後には日本列島の至るところに進出していた。近年明らかになった知見として、縄文時代に温暖化する前の日本列島だけではなく地球全体は、寒冷化の時代にあっただけではなく、寒暖の変化の大きい時代であったということがある。安定しない自然環境下において狩猟採集生活で集団生活を送るのは並大抵のことではなかっただろう。この時期に何か知的分野における進化が起こったのではないだろうか。例えば言語とか。☆☆☆☆☆

  • Go Extreme さん

    私たちはどこから来たか―歴史と起源:私たちの由来 日本列島の文化は特殊か 土器と人類 日本の文化は大陸起源か 日本列島の人と文化―環境と適応:気候変動と人類社会 文化の東西南北 定住するということ 四季の恵みを活かす 縄文はユートピアか 人類は“進歩”するか―身体と行動:時間を管理する能力 過去から日々の行動戦略をみなおす 身体と社会・文化 人類進化と健康問題 現代社会に何が起こっているのか―社会と観念:向き合う社会 贈与が結ぶ社会 墓じまい考 個人と集団、平等と格差

  • takao さん

    ・ごみ問題、災害対応、人口問題は定住化に伴うもの。

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