シオニズムとアラブ ジャボティンスキーとイスラエル右派 一八八〇〜二〇〇五年 講談社選書メチエ

森まり子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062584180
ISBN 10 : 4062584182
フォーマット
出版社
発行年月
2008年07月
日本
追加情報
:
19cm,269p

内容詳細

現イスラエル右派の思想的源流、修正主義シオニズム。その創始者ジャボティンスキーの民族論は、イスラエルの対アラブ強硬論を読み解く重要な鍵となる。混迷の続くパレスチナ問題の核心と本質に迫る意欲作。

【著者紹介】
森まり子 : 1970年、東京都生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。オックスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジ留学、ハーバード大学中東研究所博士研究員・所属研究員を経て、現在は東京大学非常勤講師。専門は中東近現代史。中東とヨーロッパ、アラブとイスラエルの両方を視野に収める歴史学の開拓を試みている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Toska さん

    イスラエル右派の思想潮流を、ルーツである修正主義シオニズムにまでさかのぼって検証した一冊。読後感は暗く重たい。彼らの始祖ジャボティンスキーは、基本的にはリベラルな価値観を持つ一方、ユダヤ国家の確立までは個人や階級の利害よりも民族のそれが優先されると考えていた。「期限付きの全体主義」とでも表現できそうな思想。そして、今も「アラブ人からの攻撃が止まない」という理屈で非常事態が正当化される現状、この思想は破壊的な遺産となっているのではないかと思う。

  • mstr_kk さん

    読みやすく、非常に勉強になる本でした。ジャボディンスキーの思想の紹介部分では、「ジャボディンスキー、やべー奴だな」と思っていましたが、そのあとの連中が新しく登場するたびにもっとやばい奴になり、ジャボディンスキーの懐の深さを評価せざるをえない、という展開でした。けっこう暗澹たる気分になります。

  • メルセ・ひすい さん

    10. 青37 ★5  ‘94東大・修士論文 修正主義シオニズムの鼻祖ジャボティンスキーの民族論は、イスラエルの対アラブ強硬論を読み解く重要な鍵となる。民族と国家との関係はどうあるべきか? この紛争に未来はあるのか? パレスチナ問題の核心と本質に迫る。

  • 天茶 さん

    ★★★☆☆

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森まり子

跡見学園女子大学文学部教授。中東近現代史、政治思想史。東京大学教養学部卒、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了(学術博士)。ハーバード大学中東研究所博士研究員、東京大学特任准教授を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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