医者の死生観 名医が語る「いのち」の終わり

梶葉子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784023316850
ISBN 10 : 4023316857
フォーマット
出版社
発行年月
2018年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
梶葉子 ,  
追加情報
:
192p;19

内容詳細

「死んだら、きれいさっぱり、跡形もないほうがいい」「最もつらいのは、道半ばでの死」「人生には必ず、幕引きがある」ほか、幸せな最期の形とは―名医20人「いのち」の本音。

目次 : 1章(人はみんな、自分が死ぬと思ってるだろうか?―濱邊祐一・東京都立墨東病院高度救命救急センター部長/ 確信が持てないものに関しては、信じるか信じないか―山崎章郎・ケアタウン小平クリニック(東京都小平市)院長 ほか)/ 2章(死を身近に感じていなければ、生きることに一生懸命にはなれない―山中克郎・諏訪中央病院(長野県茅野市)総合内科/院長補佐/ 死んだら天国に行くという確信は、自身に一種の安定感を与える―青木眞・感染症コンサルタント ほか)/ 3章(納得して人生を終えられたらいい―荻野美恵子・国際医療福祉大学医学部医学教育統括センター教授/ 人生には必ず、幕引きがある―林寛之・福井大学医学部附属病院救急科・総合診療部教授 ほか)/ 4章(どんな状況でも、死を考えるのではなく生を作る―天野篤・順天堂大学医学部附属順天堂医院院長/順天堂大学医学部心臓血管外科教授/ 死の捉え方は、環境次第で違ってくる―中山惠美子・London School of Hygiene and Tropical Medicine,MSc Public Health ほか)

【著者紹介】
梶葉子 : 医療ジャーナリスト。成蹊大学文学部日本文学科卒。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。システムエンジニアを経てテクニカルライターとして独立。その後、医療・医学分野にフィールドを移し、2002年ごろから医師・医療機関への取材・インタビューを中心に執筆活動を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ハパナ さん

    ベテラン医師の方々に死をテーマにしたインタビューを行い、それをまとめた本です。 職業人として直面するある種客観的な”死”と、身内や本人の実体験における主観的な”死”の捉え方の違いがとても印象深い。 どの様なタイミングの患者と、どれ位の期間接触があるか。そして、診療科目によってどの様な施しができるのか。その辺りの組み合わせで、捉え方が変わっていくイメージを持ちました。

  • モビエイト さん

    お医者さんの死生観も色々あるなぁと思いました。ピンコロが理想だけど残されたものは喪失感が残りやすいなどと考えさせられました。何が正解なのかわかりませんが、病気にならないように予防治療をし長生きできるように心掛けたいと思いました。

  • 呑司 ゛クリケット“苅岡 さん

    20人の医師が死生観を寄せているのか。その年代が私と同年代、10年の範囲に収まることから何かの共通点を見出だせないかと思い読んだ。やはり、死生観は十人十色。市井の人々とあまり変わらない印象だった。今、終活を考えると、緩和ケアだけでなくブリーフケアの必要性を感じる。また、死生観は一人一人が作り上げることが大切だと再確認出来た。

  • YAE さん

    新型コロナウィルスの蔓延で、家の中で過ごす日々。緊急事態宣言が出されるだいぶ前から、感染を恐れて通っていたフィットネスクラブに退会届けを出していた。が、常日頃から私は「もう十分生きたから、いつ死んでもいい」と家族に話していた。ん?何だかんだ言って生きたいんじゃ??? (笑)多くの医師の方々の死生観の中で、一番自分に近い感覚と思われたのは福井大学の林先生かな。 つい先日、乳がんで亡くなった友人は、最期の時まで明るく自然体だった。自分は、きっとジタバタと悪足掻きをしてしまうのではないか?

  • okatake さん

    多死社会を迎え、「終活」や「死」をテーマに掲げる出版も増えてきています。一般人と比べて、ひとの「死」を間近で見ている医者たちの死生観をインタビューから纏めたものです。20人の医者が登場しますが、同じ医者といっても経歴は様々、働く場が異なれば、「死」との関わり方も異なってきます。三人称の死、二人称の死、そして一人称の死。 特に、一人称の死は、たとえ医者であっても私たちと同じですね。ひとりの人間としてどう「死」を迎えるのか。正解もありません。どんな職業に就いていても、どんなすばらしい人生を送ったとしても。。。

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