基本情報
内容詳細
昭和十五年。徴用を逃れるために京畿道の道庁に勤める谷は、担当する地区の地主が創氏改名に応じないことに苦悩する。(「族譜」)京城で絵画教師をする野口は、妓生の踊る伝統の宮廷舞踊を描くことに奮闘するが―。(「李朝残影」)日本統治時代の朝鮮で生まれ育った作家が、侵略と戦争に翻弄される個人の葛藤とその悲劇を鋭く描き出す。今も色褪せない五編を収録。
【著者紹介】
梶山季之 : 1930年京城(現在のソウル)生まれ、’45年の敗戦に伴い広島へ引き揚げる。広島高等師範卒。学生時代より同人誌に参加し、上京後は教師や飲食店の経営をしながら、多くの作家を輩出した「新思潮」の同人となり小説を発表。その後、多くの商業雑誌に記事を執筆、’59年に創刊された「週刊文春」を舞台に“トップ屋”と称され大活躍した。’62年には『黒の試走車』(光文社カッパ・ノベルス)がベストセラーになり、以来、推理、官能、時代小説など多岐にわたってヒット作を連発し、流行作家として一世を風靡した。’75年取材先の香港で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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樋口佳之 さん
読了日:2023/01/14
情報の削除希望 さん
読了日:2022/12/07
Masakazu Fujino さん
読了日:2022/10/27
おもろい於間抜 さん
読了日:2025/06/09
なかすぎこう さん
読了日:2022/10/23
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人物・団体紹介
梶山季之
1930年朝鮮現在のソウル生まれ。小説家、ジャーナリスト、ルポライター。広島高等師範学校(現・広島大学)卒。国語教師、喫茶店経営など経て、「週刊文春」の創刊に参画。週刊誌創刊ブーム期に活躍。『黒の試走車』『赤いダイヤ』などの産業スパイ小説、経済小説のベストセラー作家となる。そのほか、推理小説、時代小
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