私のなかの殺人鬼 集英社オレンジ文庫

梨沙

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086806039
ISBN 10 : 4086806037
フォーマット
出版社
発行年月
2025年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
確実に帯が付いた状態での出荷、また初版など版のご指定はお約束しておりません。

内容詳細

連続殺人事件に隠された、女子高生の秘密とは…!?
不登校の女子高生・七緒は、スナックの雇われママをしている母親と二人暮らし。自由奔放で子どもっぽい母親を支えつつ、自分なりに平凡な日常を送っている――はずだった。ある日、やけにリアルな殺人の夢を見るまでは。そして、まったく同じ事件が現実に起きてしまうまでは。しかも、その現象は一度では終わらなかった。殺人鬼の最終的な狙いは母親なのではないかと危惧した七緒は、親友・レニとともに事件の真相を探ることに。少しずつ連続殺人事件の真相に近づいていく中、事件の裏側には七緒自身も知らなかった、ひどく複雑で歪んだ母娘の秘密が隠されているようで…?


【著者紹介】
梨沙 : 1月13日生まれ。2004年にWebサイト「小部屋の小窓」を開設。同サイトで連載していた『華鬼』が書籍化されデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • よっち さん

    スナックの雇われママをしている母親と二人暮らしで不登校の女子高生・七緒。ある日やけにリアルな殺人の夢を見た彼女が、全く同じ事件に遭遇するサスペンスミステリ。夢に見た現象がリアルに起きる現象は一度では終わらず、殺人鬼の最終的な狙いは母親なのではと危惧して、親友レニと事件の真相を探る七緒。身近な立ち位置の登場人物たちが次々と殺されていく中、当初から垣間見えていた母と娘の歪んだ関係が改めて浮き彫りになっていきましたけど、事件の決着後に明らかになってゆくもうひとつの真相と結末にはじわじわと来るものがありました…。

  • きたさん さん

    もうひとひねりあれば割と本格寄りのミステリになるのになぁ、と思ってしまったのは、私がミステリ好きだからなのだと思います。その点から見てそこまで新鮮味がなかったのは残念なのですが、それでも真相が気になって最後まで楽しく読めました。

  • 栗山いなり さん

    女子高生・七緒が最近見る悪夢と同じように現実で起こる殺人事件の解決に挑むサスペンスホラー。終盤明かされた真相は本作をホラーを思わせるには十分だったラストのあの描写ちょっと意味分かんなかったけど怖いのは伝わってきた

  • ICHI (atomic) さん

    最近やけにリアルな殺人の夢を見る… 初作家、完全なる表紙買い。 あれ?オレンジ文庫刊行だよね?と何度も確認してしまった。 『読ませるミステリ』に良い意味でビックリ😍おおかた展開に予想はついてしまっても、それでも面白かった。行く末が気になる。

  • じーつー さん

    なんか知らんけど割と早々から違和感に気付いてしまったのが運の尽きだった。 その違和感を辿るとどうしても一つの結論に辿り着いてしまって。 それをもう一つ飛び越えてくる秘密までは気付くことができなかったけど、それでもあっと驚けるはずの部分での驚きが得られなかったのがとても悲しい。 色々と違和感を覚えながらも真相は見えないまま最後の最後まで騙されることの喜ばしさを認識。 謎を解き明かせるのは気持ちいいかもしれないけど物語を楽しむって意味ではだいぶ悲しいことなんだな。

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梨沙

1月13日生まれ。2004年にWebサイト「小部屋の小窓」を開設。同サイトで連載していた『華鬼』が書籍化されデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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