つつじ和菓子本舗のこいこい 鍵屋の隣の和菓子屋さん 集英社オレンジ文庫

梨沙

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784086802116
ISBN 10 : 4086802112
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
梨沙 ,  
追加情報
:
231p;15

内容詳細

兄が営む『鍵屋甘味処改』のお隣、『つつじ和菓子本舗』で和菓子職人修業中の多喜次。
看板娘・祐雨子への片想いは相変わらずの状態で、彼女の無邪気な言動に右往左往するばかり。
おまけに後から入ったバイトの柴倉は、イケメンで客受けがよい上、技術も多喜次よりずっとある。
のみならず、祐雨子とも打ち解けている様子で、多喜次としては気が気じゃない。
その柴倉も、多喜次と祐雨子の関係を気にしていた。
そんなある日、祐雨子の父で『つつじ和菓子本舗』の店主である祐が不思議な自殺志願者を拾ってきて…?

気難しいロマンスグレーの宮司、フォーチュンクッキーを求める女子大生、和菓子嫌いな少年と和菓子好きな美少女――
『つつじ和菓子本舗』は今日も賑やかに営業中!

【著者紹介】
梨沙 : 2004年にWebサイト「小部屋の小窓」を開設。同サイトで連載していた『華鬼』が書籍化されデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ツン さん

    多喜次がいい人過ぎる。恋の道のりはかなり遠い感じだけど。初めて会ったのが小学生の時で八歳も歳が違うとなかなか意識も変わらないのかな。高校生で初めて会った鍵屋の二人は順調そうでよかった。

  • 佐島楓 さん

    こんな邪気のない26歳女子はあり得ない! 卑怯だ……!

  • よっち さん

    看板娘・祐雨子への片想いは相変わらずの状態で、おまけに後から入ったバイトの柴倉にいろんな意味で気が気じゃない多喜次。そんなある日、店主の祐が不思議な自殺志願者を拾ってくる第二弾。まだまだな自覚があるからこそ柴倉の存在に心穏やかではいられない多喜次ですけど、二人はお互い刺激しあえるいいライバル関係で、人にきちんと寄り添えて心配りができる多喜次のことを祐雨子さんも見ているし、周囲もまた認めてるんですよね。淀川&こずえのその後もニヤニヤしましたが、柴倉の多喜次&祐雨子評がなかなか興味深かったです。続巻も期待。

  • まるぼろ さん

    さて今巻、店主の佑が公園で小林と言う青年を拾ってきたが、その彼は自殺願望を持った問題のある青年で…、と言うエピソードから始まる全四編のお話です。傍から読んでいても祐雨子さんのにぶちんぶりには多少辟易してしまいますが、「鍵屋」での祐雨子さんも知っているのでまぁ仕方ないかな、とも思ってしまいます。鍵屋つながりはこずえが何かの拍子に人見知りの猫に戻るのも健在で何とも微笑ましかったです…w 最後の飛月少年と美世ちゃんの話はとてもグッドでした…w 次巻もどんな話になるのか楽しみです。

  • なな さん

    ほのぼのほっこりした雰囲気が大好きなシリーズ。それにしても、祐雨子の無自覚な天然行動に振り回される多喜次は不憫ですね。多喜次の真っ直ぐに頑張る姿勢は可愛いし応援したくなります。イケメン和菓子職人の柴倉を加えた三角関係も気になるところですが、ライバル関係にある多喜次と柴倉がじゃれ合うシーンにはなんだかんだいって仲良いなぁと微笑ましく思います。お隣の鍵屋の淀川さんとこずえの登場は嬉しかったです。もっと物語に絡んできてほしいです。

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梨沙

1月13日生まれ。2004年にWebサイト「小部屋の小窓」を開設。同サイトで連載していた『華鬼』が書籍化されデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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