ヨーロッパ人名語源事典

梅田修(英文学)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784469012644
ISBN 10 : 4469012645
フォーマット
出版社
発行年月
2000年07月
日本
追加情報
:
23cm,397p

内容詳細

ヨーロッパ人の名前の由来、イメージ、愛称、言語による違いを詳述する。東ヨーロッパ、ケルト圏、スラヴ圏を含む。索引付き。

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読書メーターレビュー

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  • noémi さん

    interestigっていう意味で面白かった。ただ、事典っていうだけあってすごい分量。読み通すのが大変だけど、すっごくタメになった。長年疑問に思っていたことも、かなり氷塊できた。有名なビョルン・アンドレセンのビョルンって「熊」から来ているとか。聖書由来の名前、ギリシャ渡り、ローマ渡りっていうのは案外類推しやすい。だがゲルマンは難しい。メロヴィング朝のクロヴィスは実は現代のルートヴィヒに至るっていうのは、説明を読んでやっとわかった。あと名前に隠されたケルトの意味とか奥深いです。名前で歴史を考察できる。

  • in medio tutissimus ibis. さん

    欧州の人名の由来を、ヘブライ、ギリシャ、ローマ帝国と中世の聖人、ゲルマン、ケルト、スラヴの六章に渡って解説する。欧州の人命と言うとかなり選択肢が限られる様な先入観があったが、しっかり解説されると結構な分量になる。名前のイメージの変遷や流行の背景に歴史あり。結構王様やその家族の名前が流行の発信源になっていて、そういうところは洋の東西を問わないのか。同じ名前が違う言語で使われると、結構音の感じが変わったりしていて驚く。カールおじさんは農夫おじさんだったんだなぁ。

  • 明智紫苑 さん

    これの日本人名版があればいいのにね。下の名前ではなく苗字の本ならあるけど、下の名前の本はなかなか見つからない。読みたいけどね。

  • すいれん さん

    解りやすく、面白い。メモとりながら読むつもりがずるずる引き込まれてメモ取らずに読了。2回目はメモしっかりとる。絶妙な脱線。 付録の対照表とか、本文で取り上げなかった名前の解説等々、こちらも読みごたえあり。 ロシアは難しい。男女別に個人名、父称名、姓。正式名、短縮形、愛称形、卑称形…ど、どうしたらいいの?!と軽くパニック。 横書きで、横2列の表記が読みやすかった。絵や写真も載っていて、興味深い。

  • マチェッティのバディパック さん

    1年は覚悟してたけど、面白くて3ヶ月で通読。フィリップは馬を愛するもの、マッカーサーはアーサーの息子、ディクソンは男根。 タメになったね〜。 映画、アニメなどを見るときに役立つ(立たせたい)。

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