GOSICKs 2 ゴシックエス・夏から遠ざかる列車 富士見ミステリー文庫

桜庭一樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784829163528
ISBN 10 : 4829163526
フォーマット
出版社
発行年月
2006年05月
日本
追加情報
:
15cm,269p

商品説明

少女は白いドレスを着て、緑の絨毯の上で待っていた。草いきれすらも、心地よい。会えるのだから。二人しか、ここには居ないのだから。そう、陶製の人形のような少女ヴィクトリカは、今日も彼が来るのを待っている。少年・久城一弥が、かけてくるのを。芽吹いた緑たちが。噴水からこぼれおちる水の青が。そしてそれらを照らす陽の赤が。すべての色が輝きを増し、光に包まれ、命が生きようとする季節・・・夏。やがて訪れるであろう崩壊と、別離を前にした一瞬の平和—刹那。二人だけの学園にて、一弥とヴィクトリカは同じ時を生きる。世界を語る。謎を—混沌のむこうにある心を知る。そして、お互いを思う。ひと夏の間に重ねられる、淡い逢瀬の物語。ゴシック・ミステリー短編集。

内容詳細

少女は白いドレスを着て、緑の絨毯の上で待っていた。草いきれすらも、心地よい。会えるのだから。二人しか、ここには居ないのだから。そう、陶製の人形のような少女―ヴィクトリカは、今日も彼が来るのを待っている。少年・久城一弥が、かけてくるのを。芽吹いた緑たちが。噴水からこぼれおちる水の青が。そしてそれらを照らす陽の赤が。すべての色が輝きを増し、光に包まれ、命が生きようとする季節―夏。やがて訪れるであろう崩壊と、別離を前にした一瞬の平和―刹那。二人だけの学園にて、一弥とヴィクトリカは同じ時を生きる。世界を語る。謎を―混沌のむこうにある心を知る。そして、お互いを思う。ひと夏の間に重ねられる、淡い逢瀬の物語。ゴシック・ミステリー短編集。

【著者紹介】
桜庭一樹 : ファミ通えんため大賞出身。SFからミステリー・恋愛小説まで幅広く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • りーぶる さん

    武者小路さん、かっこいい!瑠璃さんも可愛らしいし♪ヴィクトリカと九城くんの二人きりの夏休み。この頃が二人にとって一番穏やかだった時なのかな、と思います。このあとベルゼブブの頭蓋へ向かうのかと思うと、その後を知ってるだけに切なくなります。きらきらの飴玉に瞳を輝かせ、ふわふわのオレンジケーキを奪われて涙ぐみ、レースとフリルに囲まれて、ビスクドールさながらのヴィクトリカは相変わらず可愛い❤「なにさ、ヴィクトリカのいばりんぼ!」とお決まりのセリフも板についてきた九城くんとの名コンビも出来上がりつつあり嬉しいです。

  • Yobata さん

    夏の短編集。角川版で既読済再読。夏休み、皆が帰郷する中で残った久城とヴィクトリカに届く手紙を中心にした6編。謎を解くのはヴィクトリカだけど、アヴリル,久城姉,寮母と先生,グレヴィールなどのサブキャラに焦点を合わせたのが今作。グレヴィールはあんな尖ったハイセンスな頭してるのにあんな甘酸っぱい初恋してるんだよねぇw瑠璃の恋人を射止めた武者小路さんは昔ながらの古風な男でw久城兄の仔馬のパズル、出てきたねぇw自分も再挑戦してみました…けど結構時間掛かったなw

  • 星野流人 さん

    ゴシック短編集2冊目は、学園が夏休みの間、2人きりで過ごすこととなる一弥とヴィクトリカを中心としつつ、様々なサブキャラクターたちの物語を描く。アニメでは飛ばされていた(ミステリー部分を削ぎ落とされてアニメ化された)エピソードだったため、アニメ視聴者でも楽しんで読むことができた。お気に入りはセシル先生と寮母さんの友情物語かな。抜け目無いセシル先生がかわいかったけど……肝心のメイドの制服はどこで手に入れたのかしらん? それから書き下ろしのグレヴィールの物語も味わい深い。

  • みっつっつー さん

    仔馬のパズルが解ける巻。後半のヴィクトリカにちょっとイライラしてしまったのは内sy(ry なんか、一弥のおねえさんの瑠璃が可愛かったです。描写で綺麗な人なんだろうな、という想像はありましたが、絵で見たら、ガチで美人でびっくりw  そして、グレヴィール。・・・もしかしてあの人、ツンデレ・・・?w シニョレー夫人のお話でそんなことを思ったりしました。 なんだか、主人公の二人以外にもスポットの当たった巻だったと思います。

  • 紅 さん

    寮母さんとセシル先生の出会いのお話『夏から遠ざかる列車』が可愛い。セシル先生は少女時代からこんな感じなのね(笑)あと最後の『初恋』もいい。グレヴィールが切なすぎる(笑)誰かグレヴィールを救ってあげて!←

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人物・団体紹介

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桜庭一樹

1971年島根県生まれ。99年、ファミ通エンタテインメント大賞小説部門佳作を受賞しデビュー。2007年『赤朽葉家の伝説』で日本推理作家協会賞、08年『私の男』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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