試練が人を磨く 桑田真澄という生き方 扶桑社文庫

桑田真澄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784594054878
ISBN 10 : 4594054870
フォーマット
出版社
発行年月
2007年09月
日本
追加情報
:
16cm,256p

内容詳細

アメリカ・ピッツバーグ2007年8月14日、メジャーリーグ・パイレーツ球団を去ることになったその日、桑田は心境を書き上げた。「悔いのない1年だった」。2006年、巨人軍を退団し、年齢的にも、体力的にも、プロ野球選手としての限界を迎えていた桑田は、それでもメジャーリーグで投げる夢をあきらめなかった。マイナーからの挑戦、メジャー昇格を目前にして左足首じん帯断裂、あきらめることなく怪我を克服して、2007年6月10日遂にメジャー投手として夢を実現した。「試練が僕を強くした」という桑田の全告白。

目次 : 1 野球を通して自分を磨く(理想の感覚が戻った!/ その上に、プロセスがある/ 一〇年で、理想のピッチャーに ほか)/ 2 努力することに意味がある(「最高の道を下さい」/ 「キミは平然と嘘をついたね」/ プロのすごさに、圧倒された ほか)/ 3 野球と人生に懸ける想い(野球の勉強が好きだ/ “それが野球だ”と思う/ 目標は200勝 ほか)

【著者紹介】
桑田真澄 : 1968年4月1日、大阪生まれ。’86年PL学園高校卒業。PL時代は1年生からエースとして5季連続甲子園出場。2度の優勝と2度の準優勝を誇る。甲子園での20勝は戦後最多。6本塁打も史上2位の記録。’86年ドラフト1位で巨人入団。’87年に沢村賞獲得。’94年最多奪三振王になり、MVP獲得。’06年巨人退団。パイレーツとマイナー契約。’07年6月メジャーリーグ昇格。’07年8月パイレーツ退団(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • もとむ さん

    桑田真澄の本は学びの宝庫。何度読んでも読むたびに発見がある。そんな本はなかなかない。本書冒頭の「試練や困難は僕に与えられた、自分を磨く砥石」もうこれだけで心を掴まれる。更に言えば「愚痴を言うことは、日々の出来事に"ありがたい"と思えてない証拠。そんなマイナスな気持ちが試合に出て、今日は負けたのだ」…普通そんな風に思えます?他にも「プライドを傷付けるのはいつも自分自身。どんな困難があっても、それに向かって努力することが僕のプライド。乗り越えるために僕は多くの人から教えを乞う」本当すみませんって感じです💦

  • 再び読書 さん

    桑田真澄という人が、語りつくされている本。結果や人の評価に左右されず、自分を貫いた人生を物語っている。プロ野球選手として、決して恵まれた身体どころか、ハンディに近い体格でこれだけの成績を残したのは、並大抵の努力ではない事だけは、推測できていましたが、桑田氏の凄さは逆境をも力に変えられた精神力、彼は人間力と表現していましたが、野球の神様に愛され、自分に関わる人を糧にしたその考え方には尊敬の念を禁じえません。特に言い訳しない姿勢は、人として見習うべき高みにあります。また清原や長嶋や斉藤や槙原との交わりも感動

  • 金吾 さん

    著者の野球に対する気持ちがよく伝わる本です。20代の頃のややダーティなイメージが、年をとるにつれそのイメージが和らいだように感じていますがそれはマスコミ報道の影響が強いと感じました。プロ入り前の話が面白かったです。

  • 糜竺(びじく) さん

    桑田氏の前向きな考え方から色々学べた。

  • 太田青磁 さん

    あの頃に基礎からみっちりと身体を鍛えあげてくれたことに、本当に感謝している、野球の頭脳的なことも全部清水さんが教えてくれたもんだ・1回をビチッと抑えた!そしたらキャッチャーがやってきて、そっと言った。「オレはおまえの味方や、頑張ってくれ」・「しびれるところで、いくぞ」と長嶋監督が言った。「みんなが俺についている。何も恐れるものはない」という気持ちでマウンドに向かった・大学なら早稲田、プロに行くならジャイアンツと、自分では決めていた・「今度やる時には清原を抑える」と、また清原君の一発を思い出して自分を磨く

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人物・団体紹介

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桑田真澄

1968年、大阪府生まれ。名門PL学園で1年からエースとして活躍。甲子園5季連続出場(優勝2回、準優勝2回)。86年、ドラフト1位で読売巨人軍入団。通算173勝を挙げる。2006年、米大リーグ挑戦のため21年間在籍した巨人軍を退団。2007年、ピッツバーグ・パイレーツでメジャー初登板。08年3月に現

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