封印されたグリム童話 “削除”された最も残酷でグロテスクな33話

桑名怜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784796695640
ISBN 10 : 4796695648
フォーマット
出版社
発行年月
2012年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
191p 19cm(B6)

内容詳細

本書に収められているのは「有名作品の“本当は怖い”真の姿」ではありません。第7版までに兄弟の判断で闇に葬られた、「子どもに読ませられない物語」です。155年前、話集から外された禁断の物語。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • フユコ さん

    あんまりグロくなかったです。一話一話サッ!って終わるから隙間に丁度よさそう。 ブラッドソーセージとレバーウィンナーが一緒にご飯食べようとしてるシチュエーションが可愛かった。

  • Mina さん

    『削除された最も残酷』ということで初めて読む話が多い。確かに切ったり煮たり食べたり…な場面もありますが、えっ?な結末の話が多かった気がします。仲間に酷い裏切られ方をした真面目な兵隊が幸せになる話「からす」、短いけれどホラーな「絞首台の男」、この展開はアリですか? な「鍛冶屋と悪魔」は面白かったかな。綺麗好きな王女の頭にシラミが! シラミにミルクを与えて子牛程に育て…「大しらみ」はへんてこな話。それでいいのか的な展開と結末、教訓めいていない所が封印された理由なのかも。子供の絵本にはならないだろうグリム童話集

  • キジネコ さん

    本とは怖い・・?何程 怖い?「青髭」あたりの話は空覚えに知ってましたが読む機会が巡ってきて今回、封印されてた?33篇を開封。「グロテスク」?はい 「残酷」?うん。人食い鬼や獣や小人や悪魔、盛り沢山の魔物が登場しますが残酷なのは須らく人、グロテスクなのも人の心。裏切り、詐術、盗み、殺害・・・魔物達の直向きと人の醜悪さの対比。150年ほど前の作家の営為を受け入れる社会の様子には想像が及びませんが、辛辣な人間批判として楽しめました。最高は「鍛冶屋と悪魔」爆笑です。全篇プロットの見事な手本、凄く参考になりますよ〜

  • Maiラピ さん

    残酷な描写じゃなく、似たようなお話・絵本を読んだことあるものが多かったな。絵はタダジュンさん。短い淡々と描かれた文章なんだけど、途中でやめられない・・・

  • ☆ぴよこ☆  「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」 さん

    ひどいものはまるっきりホラーです。翻訳したものにライターさんが今風に肉付けをしていると書いてあった。道理で違和感があったわけだ。本来の昔話はリアルに脳みそがどろりと出てきたり、血しぶきが飛んだりはしない。首がポロリと取れても血は一滴も描かれないのが昔話。この本をグリム童話と呼ばないでほしい。『本当は怖いグリム童話』とおんなじレベルの物語だと思う。語り用のテキストで青髭を読んだが、まったく表現がちがう。この本の表現されている内容が、”いかにも昔グリムが出版したもの”のように書かれるのはグリム兄弟に失礼だと思

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