遺跡発掘師は笑わない 悪路王の左手 角川文庫

桑原水菜

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041046333
ISBN 10 : 4041046335
フォーマット
出版社
発行年月
2016年08月
日本
追加情報
:
272p;15

内容詳細

岩手の祖波神社跡で「三本指の右手」に続き「金の薬指」を掘り当てた天才発掘師・西原無量。鬼の墓との言い伝えもあるこの場所には、一体何が秘められているのか。一方「悪路王の首」を祀る鬼頭家では、二代にわたり当主が変死していた。真相を探る忍だが、そこには鬼頭家の息子・陽司と、謎の韓国人・ペクが深く関わっていて…!?東北の地に隠された、壮大な歴史の秘密とは。全てが明かされるシリーズ第5弾、文庫書き下ろし!

【著者紹介】
桑原水菜 : 千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • Bugsy Malone さん

    岩手県陸前高田と平泉、震災復興発掘の地で無量が掘り当てた悪路王の遺物群。そこから導き出される平安時代から近代にまで至る壮大な歴史は夢の様であり、そしてまたとても魅力的。様々な思惑が絡まりあい少々複雑に成りすぎた感があるものの、震災復興緊急発掘に関する被災地外では中々解りづらい状況を採り上げていたりと、とても勉強にもなりました。次は何を掘り当てるのか。楽しみです。

  • papako さん

    後半やっとのれたけど、なんかダメだったわ。そんな昔の文書が出てきたからって、現在の家を糾弾したり、何かあるんじゃないかって思うかなぁ。そんなことで捏造疑惑かけられたらたまったもんじゃない。相変わらずクソな無量父、今後どうにかなるのか?企業の交渉にそんな遺物を持ち出すのもなんかなぁ。という感じで流し読みしてしまいました。最後左手が掘りだされてからはぐっと近くなった。でもやはり昔からのことに拘りすぎるのはよくない。大切にするのはいいけどね。

  • 青蓮 さん

    このシリーズは面白いです。ストーリーがどんどん壮大化して大事になってはいても、前巻からの伏線は全て綺麗に回収してスッキリしてくれるところが良いですね。それにしても、主人公がどんどんヒロイン化してますね(笑)萌絵さん逞しくなってきました(笑)忍が心配…。

  • よっち さん

    岩手の祖波神社跡で「三本指の右手」に続き「金の薬指」を掘り当てた無量が、古代の百済王氏や桓武天皇の現代まで繋がる因縁に巻き込まれてゆく第五弾。相変わらず登場人物の人間関係がやや複雑な感じはしましたが、発掘された遺物や古文書をきっかけに、桓武天皇とか阿弖流爲とか、はたまた幕末の北白川宮能久親王の数奇な運命だったり、スケールの大きなロマンを感じる展開に繋がってゆくのはこのシリーズの大きな魅力ですね。萌絵が気になっている無量と、何か動きそうな忍とJKの関係が今後どんな展開に繋がってゆくのか、次巻が楽しみですね。

  • しゅてふぁん さん

    悪路王の正体が判明。阿弖流為と母礼は実際の歴史ではどのように扱われてるんだろう。蝦夷と奥州藤原氏についても気になる。しかし毎度毎度、殺人、傷害、窃盗って。しかも今回は国際的な窃盗団だけでなく、他国の企業や政治まで関わってきたよ。忍ちゃん、そろそろ誤魔化しきかなくなってきたんじゃないかな、どうするんだろ。

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桑原水菜

千葉県生まれ。中央大学文学部史学科卒業。「風駆ける日」で1989年下期コバルト・ノベル大賞読者大賞を受賞後、90年『炎の蜃気楼』でデビュー。同シリーズは累計683万部を超える大ヒットとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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