近代ボヘミア農村と市民社会 19世紀後半ハプスブルク帝国における社会変容と国民化

桐生裕子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784887084001
ISBN 10 : 4887084005
フォーマット
出版社
発行年月
2012年03月
日本
追加情報
:
340p 21cm(A5)

内容詳細

目次 : 第1部 隷農制下の農村社会と隷農制の廃止(ボヘミアにおける隷農制とその廃止/ 農村住民の社会的位置づけとその啓蒙をめぐって)/ 第2部 一八五〇‐六〇年代の農村における雑誌と結社の普及(一九世紀中葉における農村住民と出版物―『農事新聞』と農村住民の社会的・文化的実践の変容/ 一八五〇‐六〇年代における農業協会と地域社会―地域社会における公共圏の形成と国民化)/ 第3部 一八七〇年代から世紀転換期にかけての農村社会と結社活動(農業運動の時代における農村住民と結社活動(1)―農業・読書サークルの普及と農村における公共圏の拡大/ 農業運動の時代における農村住民と結社活動(2)―チェコ農業党の設立と「国民」をめぐる争い/ 農業雇用関係に見る世紀転換期の農村社会―「農業アンケート」と農業審議会チェコ・セクションの活動を中心に)

【著者紹介】
桐生裕子 : 神奈川県横浜市出身。1998年日本女子大学文学部史学科卒業。2001年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻修士課程修了。プラハ・カレル大学哲学部留学(2002〜2005年)を経て、2009年東京大学大学院総合文化研究科地域文化研究専攻において博士(学術)を取得。現在、東京大学大学院総合文化研究科学術研究員・日本女子大学非常勤講師。専門は中東欧近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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