基本情報
内容詳細
歌舞伎や能の勉強のために来日したカナダ人劇作家が、初めて聴いた落語に魅了され、落語家になることを決意。生涯の師と決めた桂文枝に土下座で弟子入り志願する。しかし、待っていたのは「食事は師匠の3分前に終える」「弟子は目立たず気配を消せ」など、欧米の常識とは違う落語修業の厳しい教えだった。上方で最初の外国人落語家として活躍する著者が初めて明かす、笑いと涙の異文化修業記。
目次 : 第1章 カナダの劇作家、日本に恋をする(人を笑わせるのが好きな少年/ 古典ギリシャ・ローマとの出会い ほか)/ 第2章 落語との運命的な出会い(狸小路の居酒屋「はな家」/ お座敷の落語会 ほか)/ 第3章 弟子入り(上方落語の不思議な魅力/ 大阪の粋な運転手さん ほか)/ 第4章 落語家修業(修業の始まり/ 「空気を読む」ことの難しさ ほか)/ 第5章 英語で落語を演じること(日本にはお礼の言葉が四十七ある?/ 「よろしくお願いします」は英語で何と言うか ほか)
【著者紹介】
桂三輝 : 本名グレッグ・ロービック。1970年、カナダ・トロントでスロベニア系移民の二世として生まれる。トロント大学で古典ギリシャ喜劇を専攻。1999年来日。日本で初めて聴いた落語に強く惹かれ、落語家を志す。2008年、桂三枝(現・六代桂文枝)に弟子入り。戦後日本で初めての外国人落語家となる。2013年以降は、カナダやアメリカ、イギリスなど世界各国で英語やフランス語を駆使した落語公演を行い、日本文化を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ヨータン さん
読了日:2018/02/03
KF さん
読了日:2023/01/08
ちいくま さん
読了日:2020/11/13
さしより さん
読了日:2018/08/31
まんまる さん
読了日:2019/12/21
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人物・団体紹介
桂三輝
1999年来日。2003年からアコーディオン漫談や英語落語の活動を始める。’07年に大阪芸術大学大学院芸術研究科に入学し、落語を研究。’08年、桂三枝(現・六代桂文枝)に弟子入りし桂三輝と命名される。’13年、在日本カナダ商工会議所文化大使に就任し、北米ツアーを開催。’14年からワールド・ツアーを開
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