謎の蝶アサギマダラはなぜ海を渡るのか? ベスト新書

栗田昌裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784584125892
ISBN 10 : 4584125899
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
追加情報
:
256p;18

内容詳細

何千キロという海を渡る謎の蝶アサギマダラ。その謎に満ちた行動を記録し、数学的直感で挑んだ冒険ドキュメント!〈増補改訂版〉

【著者紹介】
栗田昌裕 : 1951年愛知県生まれ。医師。群馬パース大学学長。東京大学理学部数学科卒。東京大学大学院修士課程(数学専攻)修了。東京大学医学部卒。カリフォルニア大学に留学。東京大学附属病院内科に勤務。東京大学助手、群馬パース大学大学院教授を経て、2014年より群馬パース大学学長。医学博士、薬学博士。栗田式速読法・記憶法・健康法を含むSRS能力開発法の提唱者。指回し体操創案者。手相も指導。大学では医療/医学/薬学等を講義。自然教育・環境保護に関心が深く、アサギマダラの研究家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • リキヨシオ さん

    正直…驚いた!まさか1種類の蝶の魅力をまるまる一冊紹介できるとは!?そんなイチ蝶にすぎない「アサギマダラ」の魅力は…なんと24個!!二千キロを超える旅!24種の多様な飛び方!独自の色合い!小さいのに力持ち!台風にも耐える!吸うのでなく舐める!鋭い嗅覚を持ち!毒草を食べる!強くて長寿!温度に敏感!気象を読む!不思議な集団行動!などなど…24もの魅力がありながらまだまだ謎の生態を隠しているアサギマダラを通して過酷な環境でも生き抜いてきた生物たちの逞しさを感じる事ができた。

  • 活字スキー さん

    一冊まるまるアサギマダラで語り倒す!膨大なフィールドワークを通して、世にも珍しい「海を渡る蝶」アサギマダラの魅力を熱く静かに延々と語り倒すのが本職の昆虫学者じゃないってのがまた笑える。この手の偉大なる趣味人は大好きなんだけど、ひとつ贅沢を言わせてもらえるなら、バッタキチの我らがコータローのように語り口や研究内容がもっとワクワクドキドキ大爆笑なものだったらさらに良かったのに。地道な積み重ねが大切なのは分かるけど、読書スランプ中の自分としては途中けっこうダレてしまったのも事実。

  • Tomomi Yazaki さん

    大群で渡る楪、アサギマダラ。ジャングル大帝のあの壮大なオープニングを思い出す。その色は浅葱色。M財閥の象徴色。目次に目を通すと、なんと優に百を超す、楪の数ほどの項目が。氏によるとアサギマダラは見る人の色彩感覚で美しく感じたり、何とも思わなかったりするそうだ。はたして私は?ちょっと不安になる。しかし何の為に、何がそうさせるのか。生涯をアサギマダラにかける著者の飽くなき探求心に感服。最後にアサギマダラに纏わる著者の素敵な不思議体験があった。だからこそ、アサギマダラに魅せられて、今も研究を続けているのでしょう。

  • おやつ さん

    著者の追及力がすごい。何か特徴とかあるとナンバリング(24の魅力とか)しちゃう著者が好きです。ただ書いただけでなくソラで覚えてそうだし…。内容的には、確率を超えようとしていくというところに、先日読んだ『ラスベガスとヘミシンクに学んだ 富と成功の秘訣』とちょっとだけ通じるところがあるのかな…と感じました。

  • 流石全次郎 さん

    アサギマダラの謎を追跡してできた一冊。北から南へ。捕虫網を持ってアサギマダラを捕獲しマーキングしたくなる一冊。

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