通商国家カルタゴ 興亡の世界史

栗田伸子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062807036
ISBN 10 : 4062807033
フォーマット
出版社
発行年月
2009年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20cm,414p

内容詳細

海洋の民フェニキア人が築き、ローマによって歴史から葬り去られた海上帝国カルタゴ。その全貌が、今よみがえる。日本人研究者の手による、初めての本格的フェニキア・カルタゴ通史。

【著者紹介】
栗田伸子 : 1954年、北海道生まれ。東京大学文学部西洋史学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学。専攻はローマ帝国と周辺地域に関する研究、北アフリカ史の中で見たカルタゴとローマ。東京学芸大学教授

佐藤育子 : 1958年、富山県生まれ。日本女子大学文学部卒業。立教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専攻はフェニキア・カルタゴ史。フェニキア語・ポエニ語からのカルタゴ史の再構成を試みる。日本女子大学学術研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • めぐみこ さん

    ローマ人の物語シリーズでカルタゴについて興味を持ったので読んでみた。最初の方が人や出来事がごちゃっとしてたり時代が行ったり来たりしてわかりにくかったが、ページが進むにつれて面白くなっていった。ポエニ戦争を塩野さんとは違う視点から見ることができて良かった。

  • てり さん

    聖書時代の古代から地中海東岸のフェニキア人都市、そしてカルタゴ。カルタゴ以前のフェニキア人のこともしっかり解説されていて、イスラエル王国との関係など興味深く読めた。最終的にカルタゴが滅ぼされるまでの記述は胸に迫るものがあった。彼らの絶望いかばかりか。

  • (ま) さん

    アルファベットを発明し存在の証明が旧約聖書のカナンの地のフェニキア人が地中海に商業ネットワークを作る中、牛の皮一枚の詐欺でカルタゴに植民してローマに亡ぼされるまでの栄華と悲哀、権謀術策の歴史

  • fantamys さん

    神話の時代が現実味をもって立ち現れてくる。

  • tsuitsui さん

    「地中海の女王」カルタゴについてまとめた本としては唯一の本。通常のローマ史とは別の視点で面白いです。「海が罪をおかさせるのだ」という言葉が深い。カルタゴは生まれも終わりも女性と宗教に彩られているどころに歴史の運命を感じました。また敵のローマも末期はキリスト教にすがるだけでグダグダですよね。 一方古代の国家がいかに宗教に依拠し人をまとめていたか、また古代の戦争の虐殺の数々には普遍的なものを感じました。 ただ商売に励み海を駆け巡る当時の姿を想像すると、今のチュニジア動乱を含め平和が一番だと思いました

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人物・団体紹介

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栗田伸子

東京学芸大学名誉教授。1954年生まれ。東京大学文学部(西洋史)卒業。同大学院人文科学研究科修士課程修了(文学修士)。同博士課程中退。東京学芸大学助教授(1996年‐2003年)、同教授(2003年‐2020年)を経て現在に至る。専門は古代ローマ史およびヌミディア、カルタゴなど古代北アフリカ史(本デ

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