育てる力 栗山英樹『論語と算盤』の教え

栗山英樹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784800280374
ISBN 10 : 4800280370
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
236p;19

内容詳細

北海道日本ハムファイターズの栗山監督は、選手一人一人に「日本資本主義の父」と呼ばれる渋沢栄一の著書『論語と算盤』を渡しており、かのMLB・エンゼルス所属の大谷翔平選手も熟読しています。「論語は経営に役立つ」「私心を捨てて組織のために動く」などの『論語と算盤』の哲学を組織を作る上での基礎としている。

本書は『論語と算盤』を通じて「勝てる組織、強い人材」を作り上げるためにはどうしたらいいのかを、それを実践している栗山監督の自身の経験を踏まえて解き明かしていきます。超一流の若手選手が多く所属する日ハムで栗山氏がどう指導してきたかというコーチングや組織論を余すところなく本書で開陳します。巻末には栗山監督と渋沢栄一の子孫である渋澤健氏との対談も特別収録。

【著者紹介】
栗山英樹 : 1961年、東京都生まれ。創価高校、東京学芸大学を経て、84年にドラフト外で内野手としてヤクルトスワローズに入団。1年目で一軍デビューを果たすと、スイッチヒッター、外野手に転向した2年目には29試合に出場。86年には107試合、4本塁打、規定打席不足ながら打率3割1厘、88年には3割3分1厘と活躍。はじめて規定打席に到達した89年にはゴールデングラブ賞を獲得。90年に現役を引退後、野球解説者として活躍する一方、少年野球の普及に努める。2004年から白鴎大学で教壇に立った後、11年より北海道日本ハムファイターズの監督に就任し、チームを2回のリーグ優勝、16年には日本一に導く

小松成美 : 1962年、横浜市生まれ。広告代理店勤務などを経て、89年より執筆を開始。主題は多岐にわたり、人物ルポルタージュ、スポーツノンフィクション、インタビューなどの作品を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • J D さん

     私の中では、栗山英樹さんはヤクルトの現役時代の記憶で止まっていた人物。当時、土橋監督や関根監督の下、低迷していたヤクルトに池山や高野と共に入団してきた学芸大学卒のインテリ。ヤクルトを去った後は、活躍されてるなと思うくらい。ただ、今回は大谷を育て、WBCで監督として優勝に導かれた力量の源を知りたくて読んでみた。熱量のすごい図書だった。ヤル気がみなぎるような図書。「論語と算盤」を読んで私なりに解釈したい。私も栗山英樹さんのように熱き人間でありたいと思った。

  • Yuma Usui さん

    大谷翔平を擁する日本ハムファイターズを率いて日本一に輝いたことのある栗山監督の「論語と算盤」に対する考察と活用方法を述べた一冊。座右の書として愛読し選手にもテキストとして渡すほど私淑している渋沢栄一の教えについて、自身の野球人生でどう解釈し監督業に活かしてきたか教えてくれる。大谷翔平にまつわる話が多く彼の凄さに何度か驚かされた。

  • BAR PLAYLIFE さん

    論語と算盤を読みたいと思った!kuriyama's memoが印象的。ただちょっと大谷翔平のことを書きすぎかな〜、、、でも大谷翔平自叙伝あったら読みます(笑)

  • nana&qoo さん

    プロ野球に詳しくなく、栗山氏の経歴もこの本で初めて知りました。短期間とはいえプロの一軍を経験した栗山氏が、ご本人の言うような「三流の選手」とは思いませんが、上には上がいる世界。監督就任後、中田翔選手や大谷翔平選手のような生まれながらのスター選手に対し、羨望は感じつつも決してサリエリ化することなく、彼らの意思も尊重しながら道を作って行く姿が感動的でした。この辺りが日ハムが育成上手と言われる所以なんでしょうね。同時に商業スポーツなのでお金の事も忘れてはいない。まさに『論語(道徳)と算盤(経済)』でした。

  • ザビ さん

    WBCの栗山監督は、僕の中では理想のリーダー像を体現してくれている人です。驚いたのは栗山さんの同期入団が高野光と池山隆寛だったこと。高野はルーキー即開幕投手の超逸材、池山は有名なスター選手、かたや自分は学芸大からのテスト入団で二軍でも通用しない落ちこぼれ選手。そこからスタートしたプロ野球人生が、今や大谷二刀流を育成した"現代の名将"になったのだから人生は本当に分からない。印象的だったのは、チーム勝利&選手育成のためにずっと悩み、学び続けてきた道のり。聞くこと、考え続けられることが栗山さんの力だと感じた。→

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