文明の恐怖に直面したら読む本

栗原康 / 白石嘉治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909483041
ISBN 10 : 4909483047
フォーマット
出版社
発行年月
2018年08月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
196p;19

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • やす子走るな、寺 さん

    読んだのに、早く感想を書かないから、内容を半ば忘れてしまっているのだが、恐る恐るレビューしてみる。栗原康は今やお馴染みのアナキスト学者だが、栗原康の著書を読むと、よくその名前が登場し、その著書『不純なる教養』と共に褒められているフランス文学者・白石嘉治との対談本。栗原さんの思想はよく知っているし、相変わらずだが、初めて接する白石さんの思想にドキドキしながら近づく楽しみがあった。大きい建物はよくないという話が面白い。大学というのも、本来はデカイ建物で学ぶものではないのもよく分かる。白石さんの著書を読みたい。

  • 阿部義彦 さん

    専門はアナキズム研究の栗原康さんとフランス文学者で政治学にも詳しい白石嘉治さんとの対談です。暴れろ略奪しろの栗原節(長渕剛がお好きらしい)に政治的立場から白石さんが検証を加えて飽きさせません。エレキングブックスで出てるんですね。驚 いまや雨宮処凛に象徴されるネットカフェ難民は宿泊代を持ってるだけアッパークラスで地べたに寝てる人を何とかしたい栗原康です。印象に残ったフレーズは以下。『天皇や憲法にすがってもしょうがない。ネコと目配せする。それだけでわれわれの「自然」はじゅうぶんであるはずです。』

  • チェアー さん

    すべての枠組みから逃げ出すこと。代案なんて出さなくていい。支配という同じ土俵に乗らず、嫌なものを嫌と言うこと。ほんとうの意味での人間の同情と相互信頼に基づく社会をつくること。それらは夢のような話に見えるかもしれないが、実は最も実際的で、支配したがる人たちに対抗できる有効な武器だと思う。いまの社会での責任から脱出すること。

  • nbhd さん

    栗原さん:法蔵菩薩(a.k.a.阿弥陀さま)は修行するにあたって「四十八願」という誓願を立てていて/だいたいどれも「みんなが救われていないのに、オレだけ仏になるのはおかしい」って書いてあるんですね。/みんなが仏になれるって保証されないかぎり、オレは仏になんかならないぞ、と。で、そのなかのひとつ、十八番目の誓願が「わたしの名前をよんでくれているのに、それでも仏になれない人がひとりでもいるならば、わたしは仏になんかならない」というものなんですね。よっ、義侠心!

  • きゃのん さん

    3階建て以上の建物には邪悪な意思が宿っているという笑、『セカンド・フロアリズム』なるものがあると聞き、何か高層マンションとか嫌な感じやなー、と感じてたのが間違いじゃないと思った。文明がやることは一緒ででっかい建物を作ることなんだと、ピラミッドに始まり原発まで。大学も今じゃでけーキャンパス構えてるけど、中世に始まった時は教授の家の前でゴザ引いて、教授は窓から顔出して講義したという。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品