時をかける台湾Y字路 記憶のワンダーランドへようこそ

栖来ひかり

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784909753052
ISBN 10 : 4909753052
フォーマット
出版社
発行年月
2019年10月
日本
追加情報
:
248p;19

内容詳細

地層のように積み重なるまちの記憶や人びとの息づかい。右に行こうか、左に行こか―台湾のY字路に立ち、忘れられた歳月を拾う旅。

目次 : 1 台北、Y字路さがし。(Y字路さがし時間旅行―同安街とN記者/ 水の旅―最古の水路・霧裡薛〓を辿って/ タイムカプセル、ひらく―南昌路をあるく/ 石とY字路とわたし―「辺界」に出会う/ 味覚の記憶地図―師範大学から永康街へ/ 忘却のタイムスリップ―わすれ形見のY字路/ 台北の下を水は流れ―安和路をめぐる旅/ 北門ちゃん―都市計画のY字路/ 〓〓(バンカ)の動く城―台北下町物語/ 風水なY字路―台北府城いまむかし/ カフェー桃源―女たちのY字路/ 描かれたY字路―台湾アイデンティティを探して)/ 2 台湾、Y字路ところどころ。(Y字路の部屋貸します。―新荘/ 福和橋のフリーマーケット―永和/ 板橋に、お城?―板橋/ 戯夢人生―三芝/ Y字路のあたまとしっぽ―三峡/ 台湾の見世物小屋・日本の見世物小屋―内湾/ 台南一の肉まん―台南/ ラブのリバー―高雄)

【著者紹介】
栖来ひかり : 文筆家・道草者。1976年生まれ、山口県出身。京都市立芸術大学美術学部卒。重層的な台湾の魅力をつたえる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • livre_film2020 さん

    台湾の土地に全然明るくないので、Y字路の地図を見てもピンとは来なかった。が、古地図を読み解きながらなぜY字路になったのかを辿る旅は興味深かった。あとがきを読んで、台湾をミルクレープに喩えるのは言い得て妙だなと思った。どんな土地にも歴史があり、複層的なものなはずだが、特に台湾は支配者の入れ替わりが激しかった点で顕著だろう。台湾の道にはほぼ必ず名前があり、日本の道にはないことがままあると聞いて驚いた。それはそうかもしれない。ぼんやり歩いている日本の道も過去と繋がりがあるに違いない。台湾を再訪したくなった。

  • かみつきいぬ さん

    面白くて、もったいなくて、少しずつ読んだ。Y字路そのものの記載も良いけど、それに関連づけられる歴史、芸術の記載がとても興味深い。 特に台灣映画好きにこの本はたまらないと思う。有名映画以外に「西門に降る童話」、「まごころを両手に」、「目撃者」と私の好きな映画も記載があって嬉しい。 本を片手に台湾長期滞在したいな。

  • ManCheeFMW さん

    出版したてのものをご本人から頂戴したのでした…中文版を先に拝読していたのだが、改めて母語で読むと受取り方も変わってくるから不思議。台湾の各街の位置付けや現代史を殆ど知らなかったので、手取り足取り教えて頂いているようにスッキリながらも優しい文体が続いて楽しかった。きっとご本人のお人柄が滲み出ている、笑。台湾の考現学入門の良書だと言いたい。

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