選択理論を学校に クオリティ・スクールの実現に向けて

柿谷正期

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784938874797
ISBN 10 : 4938874792
フォーマット
出版社
発行年月
2011年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,159p

内容詳細

目次 : 第1部 選択理論の基礎と学校での活用(選択理論の基礎(人は「五つの基本的欲求」を満たすために行動する/ 「上質世界」(願望)にどんな「イメージ写真」を入れるか ほか)/ 選択理論を学校でどう活用するか(選択理論を活かして、子どもの自己肯定感を育む/ 相談活動にリアリティセラピーを活かす ほか))/ 第2部 クオリティ・スクールを実現する五つの教育理念(クオリティ・スクール誕生!/ 五つの教育理念 ほか)

【著者紹介】
柿谷正期 : 立正大学心理学部教授。日本選択理論心理学会会長。NPO法人日本リアリティセラピー協会理事長。現実療法認定カウンセラー。選択理論心理士。臨床心理士。精神保健福祉士。日本カウンセリング学会認定カウンセラー・同認定スーパーバイザー。ウイリアム・グラッサー協会認定シニア・インストラクター

井上千代 : 愛媛県西予市立三瓶中学校養護教諭。日本選択理論心理学会西予支部支部長。選択理論心理士。日本学校教育相談学会会員。柿谷寿美江に10年間指導を受ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • K(日和) さん

    選択理論の基礎と実際に学校での使用例。

  • Masakatsu Yamasaki さん

    選択理論の説明をした後に、学校での事例を紹介しながら活用方法等が書かれている本。重複している箇所が複数あることや、内容に具体性が欠ける点が惜しい。選択理論をベースとする学校は、2011年現在アメリカに20校、日本でも1校存在しているそうだ。内的動機付けを重視する選択理論が広まることで、賞罰や競争を主とする教育とは異なり、人間関係・恊働を重視する子供が育ちそうだ。願望のイメージを「人」「物・経験」「信条」の3つに分ける思考は他のことに応用できそう。行動科学と反する点も多いが組み合わせられないだろうか。

  • T-山岡 さん

    仕事の関係で。子供の自己肯定感を高める方法としては、まぁそういうのもあるのかなぁとも思ったが、教員ならではの「ふわっとした事例」が多く、いまいち説得力に欠けるので、もう少し専門的なものにも当たってみたいところ。

  • hepburn さん

    教師の私にとって、この本はとても大切な本になりました。子どもたちの上質世界に入れる教師をめざしていこうと思います。

  • Kazuki さん

    自己の欲求充足の方法。他者の欲求充足の援助。この2つを基礎に、学校の生徒などにどのようにこの「より良い関係」を自覚させ、促進させていくかの導入のヒント(実例)がとても参考になった。選択理論やリアリティーセラピーの簡易的な全体概要についても理解できた。私が1番参考になったのは規律違反への罰に変わる自己認識・評価の促しである。この観点を見たときより良いインスピレーションが生まれた。これは良い収穫であった。 「基本的欲求、特に愛・所属の欲求を満たすことができれば、人は問題を起こす必要がない」これが中心的概念。

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