MONKEY Vol.3 特集 こわい絵本

柴田元幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784884183936
ISBN 10 : 4884183932
フォーマット
発行年月
2014年06月
日本
追加情報
:
159p;26

内容詳細

柴田元幸が絵本の世界に踏み出す

●猿のあいさつ
●GHOST GOES IN THE DOOR 絵ジョン・クラッセン
●まぶたのある生きものは 文-小川洋子 絵-ジョン・クラッセン
●ジョン・クラッセン インタビュー 読者を信頼する職人
●はじめての舞踏会 文-リオノーラ・キャリントン 絵-きたむらさとし
●本と女の子 文-ブライアン・エヴンソン 絵-タダジュン
●白鯨 文-ハーマン・メルヴィル 絵-マット・キッシュ
●幽霊譚のためのエンディング 文-I・A・アイルランド 絵-山村浩二
●対談 穂村弘+柴田元幸「怖い絵本はよい絵本」
...................................................................................
●柴田元幸 (ひとまずの)最終講義
二十一世紀のアメリカ小説
●猿からの質問
門馬太喜/平田俊子/浜田真理子/内田樹
岩松了/松家仁之/東直子/首藤康之
マシュー・シャープ/レベッカ・ブラウン
スティーヴ・エリクソン/レアード・ハント

●デイヴィッド・ピース 龍之介のあと、龍之介のまえ
●San Francisco--We are all in this together
City Lights Bookstore-ブックバイヤー・ポール・ヤマザキに聞く
5Books-柴田元幸がシティライツで買った本
Zyzzyva-サンフランシスコ発文芸誌を訪ねる
●ジョン・フリーマン 英語圏最大の文芸誌はいかにして作られるか
-『グランタ』元編集長に話を聞く
●ジョン・フリーマン 小説家を読むには
-シリ・ハストヴェットとポール・オースター

●対談 きたむらさとし×柴田元幸 グスタフ・ヴァーピーク 『さかさま世界』とフランク・キング
『ガソリン・アレーのウォルトとスキージクス』

【連載】
●川上弘美 「野球ゲーム」
●古川日出男 詩篇「春と修羅」
●岸本佐知子 「バリ島」
●村上春樹 「オリジナリティーについて」

●猿の仕事

スティーヴ・エリクソン
ガブリエル・ガルシア=マルケスのための
ーそして我々みんなのためのー歌

ユーザーレビュー

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 市太郎 さん

    柴田元幸の文芸誌第3号。今回の特集はこわい絵本。小川洋子、レオノーラ・キャリントン等の文と絵の組み合わせが並び存分にこわい絵本の魅力が味わえる。インタビューで紹介されていた絵本も今後読んでみたいところ。他にも挿絵付きの「白鯨」や不思議な逆さ絵漫画など盛りだくさん。村上春樹の連載は「オリジナリティ」について。革新的なものは受け入れ辛い。時間を経なければ評価されないものもある。受け入れられなくとも自分が表現したいものを追及するのが大事。最後にはエリクソンのガルシア・マルケス追悼文もあって今回も充実の一冊!

  • ★YUKA★ さん

    こわい絵本特集。装丁も内容も、とっても好みの一冊でした(*´ω`*) 『はじめての舞踏会』結末にゾッとしました…。 穂村さんと柴田さんの対談も良かったです。読みたい絵本が増えました!

  • emi さん

    本気のホラーは全く受け付けられませんが、特集の「こわい絵本」のこわいは「ちょっとcreepy」。対談でジョン・クラッセンさんが若者だと知ってかなり驚きました。ハイエナが主人公の「はじめての舞踏会」が忘れ難い…。絵本はなかなか保守的な制約があるから、子供がトラウマになりそうな話は出版されにくいのだそうですが、大人向けに作っても読む子は読むだろうしなぁとも思ったりしました。怖かったからこそ覚えている、とか、歯止めになる、ということもあるでしょうし。絵本の役目、なかなか考えさせられました。

  • キジネコ さん

    monkey businessだと、柴田元幸は言います。日本語に置き換えて どう解すべきか?判断は暫く置く事に致します。文芸誌で これまで一行残らず読み通せて尚、面白いと思えた本は初めてです。「こわい絵本」の特集だと知り手を出し、紹介された内の2冊を読み、感じたことを既に読メで記しました。死出の途上、芥川龍之介とドッペルゲンガーを題材にした不吉な抜粋を読んだ深夜、夢魔に魘され目覚めました。創刊誌まで遡上することに致します。魅力的な寄稿者たち、作家や編集者の見識を引き出す巧みなインタビュー。妙味燦々。

  • marco さん

    こんなに面白くていいのだろうか! 「こわい絵本」特集での穂村弘さんとの対談で解き明かされる柴田元幸マジックの謎(!)、連載「猿からの質問」のコーナーでのスティーヴ・エリクソンの恐るべき妄想力(!)、そして、「オリジナリティーについて」語るときに村上春樹が語ること! こんなに面白くていいのかしら!

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