MONKEY Vol.29 特集 天才のB面

柴田元幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784884186111
ISBN 10 : 4884186117
フォーマット
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
144p;26

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • サンタマリア さん

    僕がA面を知っている作家、つまりカフカ、チャンドラー、ブローディガンについて。カフカの「はしごの喩え」は唸らされた。今年、画集が出版されるそうなので買おう。チャンドラーの秘書の心得には『完璧な句読点というようなものは存在しません。』という聞いたことある言葉が目を引いた。他にも実生活で使えそうな考え方がたくさんあった。「知ったかぶりをするな」とか「ごまかし通すことなんてできない」とか。耳が痛い。ブローディガンの車の話からは、運転しないが故の彼なりの道の進み方が面白かった。

  • 市太郎 さん

    今回のテーマは天才のB面という事で、真っ先に思い出したのは、スマップの「オレンジ」だろうか。スマップが天才かどうかはともかくとして、出来の良いB面だったのじゃなかろうか。さて、本書の内容はというとカフカの素描から始まってチャンドラー、ロンドン、ブローティガンと一癖二癖ある天才たちのBの姿がずらりと並ぶ。チャンドラーの句読点の話は昔、村上氏の何かしらの本の何かしらの箇所で読んだ気がする。「完璧な句読点と言うものは存在しない」は私にとって救われた言葉なのだが、元は秘書への小言のようなものの一部であったのか…。

  • tokko さん

    「B面」という言葉を久々に聞きました。とは言うものの、僕の生まれて最初のB面はカセットテープの反対側ですが。その後CDに変わって「カップリング曲」になって、現在の配信に至るという感じですか。今は昔の中古LPを買っているので「B面の再来」を感じています。しかし、このメインで買うつもりのなかった曲に掘り出し物があった時の「得した感」は何とも言い難いですよね。通ぶってB面ばっかりでテープを編集したりとか…。というわけでB面の感想になってしまいました(笑)

  • 北風 さん

    ジャック・ロンドンとソール・ライターのことが好きなので、なんていい特集号なんでしょう。おまけにカフカとレイモンド・チャンドラーも。和合亮一って誰かしら? 詩もよかった。ロンドンの日本人通訳に対する「自分で考えるけれどこっちの考えも勝手にやる」というのが納得の評価だった。ブレイディ・みかこの短編も面白かった。パートナーってかくと、同性の恋人ってなるのが今後のマストなんだろうか? そこをわからないようにしているのは作品上の演出だけど、男女の差も無くすと、小説中ではどっちなのかわからなくて困るのよねえ。

  • まさ☆( ^ω^ )♬ さん

    特集は天才のB面。とても楽しめました。「レイモンド・チャンドラーの説く秘書の心得」、ジャック・ロンドン「日露戦争従軍記事」、「リチャード・ブローティガン、車を運転しないことを語る」、ホーソーン「ジュリアン&リトル・バニーとの二十日間、パパ著」が特に良かった。バリー・ユアグローの特集も面白く、彼の作品は数冊積ん読待機中なので、早く読みたくなりました。今号も大満足!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

柴田元幸に関連するトピックス

  • 柴田元幸翻訳叢書シリーズ 待望の第5弾! スウィフト、ディケンズ、コンラッド、サキ、ジョイスらイギリスとアイルランド小説のベストオブベストを集めた『ブリティッ... HMV&BOOKS online|2015年06月20日 (土) 15:54
    柴田元幸翻訳叢書シリーズ 待望の第5弾!

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品