MONKEY Vol.15 アメリカ短篇小説の黄金時代

柴田元幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784884184193
ISBN 10 : 488418419X
フォーマット
発行年月
2018年06月
日本
追加情報
:
159p;26

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    中々、読みたくても読めないジョン・チーヴァー作品が収録されていると知り、入手。翻訳作品が豪華で挿画、装丁も素敵なのでこの雑誌、本当に魅力的だなぁ・・・。まず、「猿のあいさつ」からこの時代に書かれた短篇集にあった背景がサラリと記されているのが良い。ジョン・チーヴァー作品は全てが村上春樹氏担当という贅沢さ。「巨大なラジオ」はラジオを通してアパートのにこやかな住人達の裏の顔を知って心を痛めるアイリーン。しかし、終盤でジムに暴露されるアイリーンの偽善性と冷酷さ、薄っぺらさ、現実に目を背けている事に身をつまされる

  • キジネコ さん

    so my guess is that we musut have evolved from you と木の上のMonkeyが云います。youとは、私達人間の事で… あれ?逆じゃない?と皆さん思うかもしれないけど 見開きの6コマのR.O.Blechmanさんのイラストを通してみると成程(^^ゞと頷けます。この諧謔で始まったVol.15隅々堪能致しました。同時進行で読み進めたテッドチャンと濃密な読書体験に心地よい疲労を感じつつ頭を掻く困憊もしています。それにしても人は、不思議な猿です事よ。参りました。

  • 燃えつきた棒 さん

    最初は、特集の「アメリカ短篇小説の黄金時代」だけ読もうと思っていたのだが、なぜか全編読んでしまった。 特にこれというのはなかったが、薄くて、短くて、色とりどり。 小説のプティフール。 とにかく読みやすい! 柴田先生の編集の妙を感じた。 また、不調のときにお世話になることとしよう。

  • ヘラジカ さん

    チーヴァーを中心としたアメリカ50年代短編特集。たっぷり大満足の一冊だが、収録作品どれも難度の高い作品という印象。『泳ぐ人』やボールディウィンの『あらかじめ決まっていること』が好き。新作であるユアグローの不穏な掌編やミルハウザーの情緒あふれる作品も腹にたまる。村上氏と柴田氏の対談もすごく面白かった。昨今のコレクトネスの流れに対する苦言ともとれる発言と、それもいずれは終わるとさりげなく言っていたのが、自分の不安感を払拭してくれるようで嬉しかった。たーまにしか買わない雑誌だけど定期購読しようかな。

  • tokko さん

    いつもながら素晴らしいチョイス。村上さん訳のジョン・チーヴァーは多かれ少なかれ現実がぐにゃりと歪むんだけれど、その歪みを通して少し離れたところから眺めた感じが余韻を残す。あと柴田さん訳のスティーヴン・ミルハウザーも以前から読んでみたかったので嬉しい。幽霊屋敷から帰ってきた二人はいったい何を見たのか、見なかったのか…気になりませんか。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

柴田元幸に関連するトピックス

  • 柴田元幸翻訳叢書シリーズ 待望の第5弾! スウィフト、ディケンズ、コンラッド、サキ、ジョイスらイギリスとアイルランド小説のベストオブベストを集めた『ブリティッ... HMV&BOOKS online|2015年06月20日 (土) 15:54
    柴田元幸翻訳叢書シリーズ 待望の第5弾!

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品