英文精読教室 第4巻 性差を考える

柴田元幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784327099046
ISBN 10 : 432709904X
フォーマット
出版社
発行年月
2021年08月
日本
追加情報
:
269p;21

内容詳細

胸に残り、心に刺さる物語。傑作揃いのセレクション。コミックも収録。詳細な注釈。フェミニズム小説の古典から最先端まで。娘の話、母の話、妻の話…をあなたの話に。

目次 : Kate Chopin,“The Story of an Hour”(1894)(ケイト・ショパン「一時間の物語」)/ Joyce Carol Oates,“Where Are You Going,Where Have You Been?”(1966)(ジョイス・キャロル・オーツ「どこへ行くの、どこ行ってたの?」)/ Edward P.Jones,“The First Day”(1992)(エドワード・P・ジョーンズ「最初の日」)/ Megan Kelso,“The Squirrel Mother”(2006)(メーガン・ケルソー「リスのお母さん」)/ Karen Russell,“Reeling for the Empire”(2013)(カレン・ラッセル「お国のために糸を繰り」)

【著者紹介】
柴田元幸 : 翻訳家、東京大学名誉教授。東京都生まれ。ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソンなど、現代アメリカ文学を数多く翻訳。2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(新潮社)で日本翻訳文化賞を受賞。翻訳多数。文芸誌『MONKEY』、および英語文芸誌MONKEY責任編集。2017年、早稲田大学坪内逍遥大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • belier さん

    どの作品もよかったが最後のカレン・ラッセルの短編が一番気に入った。日本の明治時代の史実から奇想天外な話を紡ぎ出していたのは意外性があったし面白かった。また柴田さんの注釈が1,2巻より詳しくなっていて理解に役立つ。英語の解釈だけでなく、元ネタまで調べて説明してくれている。実に親切。

  • KUMYAM@ミステリーとSFF推し さん

    難易度がつけられてはいるけど、正直それほど差はないかも。テキストが長くなれば読み通すのに根気がいるよ、くらいの目安。「性差を考える」の部分はたしかにテーマに沿ったテキスト選択だが、とくにそれについての解説があるわけではないような、ものたりないような。

  • やすのりん さん

    カレン・ラッセルの「お国のために糸を繰り」が面白い。原文を音読したらリズムがあってたのしかった。 短編集「レモン畑の吸血鬼」にも収録されてると聞き、そちらも読んでみた。

  • ゆたち さん

    本書3番目に並ぶThe First Dayが好きだった。黒人と白人の間だけでなく、黒人同士の間でも格差があること、ある種理不尽な母親の元で育つ子供の不自由、母から子への不器用な愛、色々なテーマが読み取れるが、それらの要素が、押し付けがましくなることなく、判断を読者に委ねる絶妙なバランスで描かれている。個人的には、自分は読み書きができなくても、できないからこそ自分の娘にはいい学校に通ってほしいという母の思いと逞しさに心を打たれた。作者が男性だと聞いて、意外!と思ってしまった自分を気にしたり。

  • DEN2RO さん

    英語の小説を原文で読むシリーズの第4巻。性差を考えるとき、どうしてもジェンダーとしての女性が主人公となる物語になるようですし、作者もまた女性が多い。5篇とも女性の物語ですが、1篇は男性作家でした。ジョイス・キャロルとカレン・ラッセルの作品がおもしろい。

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