ブリティッシュ&アイリッシュ・マスターピース 柴田元幸翻訳叢書

柴田元幸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784884184421
ISBN 10 : 4884184424
フォーマット
発行年月
2015年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
263p;20

内容詳細

【柴田元幸翻訳叢書シリーズ 待望の第5弾! 】
11名の作家による、英文学の名作中の名作を選りすぐった贅沢極まりないアンソロジー。
好評既刊『アメリカン・マスターピース古典篇』の姉妹編となる一冊。

著者
柴田元幸
1954年、東京に生まれる。東京大学教授、翻訳家。著書に『アメリカン・マスターピース』『翻訳教室』『ケンブリッジ・サーカス』など。訳書にオースター『幽霊たち』、ダイベック『シカゴ育ち』、ミルハウザー『ナイフ投げ師』、ラファージ『失踪者たちの画家』など多数。2013年秋、文芸誌「MONKEY」をスタートさせる

【著者紹介】
柴田元幸 : 1954年東京生まれ。翻訳家。現在、文芸誌「Monkey」を責任編集している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ケイ さん

    モームを入れて欲しかったです。読み応えのある選び抜かれた短編たち。自らが好きな短編を、原作に忠実に、読者が引っかかりなく読めるようにと力を尽くして訳されている。最後の作者ごとの解説は宝物。1.スウィフト「アイルランド貧民の子…」現実に対する作者の厳しい目と、吐かれる毒。読んではいないが、久坂部氏の「廃用身」を思った。2.オーウェル「象を撃つ」植民地においてイギリス人が感じたこの孤独や不気味さはモームにも見られる 3.コンラッド「秘密の共有者」世界を航海するとは、色々と考えることなのだと思った。

  • 藤月はな(灯れ松明の火) さん

    野心家だったのに出世を阻まれたため、厭世家になり、人や権力を呪詛し続けたスウィフトの「アイルランド貧民の(長すぎるので以下略)」は「食糧がないならパンの代わりに貧民の赤ちゃんを買って食べればいいじゃない」という仰天の話で幕を開ける短篇集。そんな著者の最後の言い分はまさにエゴイストの極みで怒りを通り越して苦笑せざるを得ません。そして長い上、難解な印象が強すぎるジョイスの作品がどれも身近な事象で心のひだに浸透するような話なので印象がガラリと変わりました。植民地時代を描く『象を撃つ』や『秘密の共有』も素晴らしい

  • ずっきん さん

    のっけから予想の遥か斜め上をいくスウィフト! ああ、英愛文学って、好きだわ〜♪ ディランの「ウェールズの子供のクリスマス」がダントツに好き。オーウェル、コンラッドもよかった。読んだばかりのサキの「運命」の翻訳比べ読みも楽しかった。あと、ジョイスってすごいね。こんなリリカルな諦念というか絶望は読んだことがない。傑作古典ホラーもたっぷり収録されていて非常に読みやすい。ディケンズの「信号手」の序盤は柴田さんをもってしてもこんなに読みづらいのかと再認識したけれど(笑) さて、米マスターピースもいこう♪

  • miyu さん

    書き手の違う短篇を集めたアンソロジーは初見の作家と巡り合うにはよいが、既読作家ばかりが集まったものだと戸惑うものだ。しかし柴田氏の翻訳でブリティッシュ&アイリッシュときたら手に取らないわけにはいかない。ジョイスの2作がやはり好きだ。短い中で語り尽くすような、語りきれなかったような。その隙間を勝手に一人で想像して幸せな気分になる。特に「エヴリン」、最後まで切なさが身に染みた。サキ、ジェイコブズは安定の上手さ。柴田氏の名訳を持ってしてもコンラッドの思わせぶりな感じは苦手だった。意外にメアリー・シェリーが好み。

  • kazi さん

    マスターピースと銘打たれている本短編集ですが、一作も読んだことありませんでした(^▽^;) しかし英国人・愛蘭人って短編のイメージないよね・・。米国のような短編小説文化って無いんじゃないかしら?これは苦しい言い訳か。マスターピースなだけあって読み応えある作品ばかりだったが、個人的ベストを上げるなら、ジョージ・オーウェルの「熊を撃つ」かな〜。英国の植民地支配に関する短編なのだが、相変わらず素晴らしく社会的で核心ついてきてると思った。『誰か一人でも私が象を撃ったのはひとえに、

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