私は、看取り士。 わがままな最期を支えます

柴田久美子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784333027859
ISBN 10 : 4333027853
フォーマット
出版社
発行年月
2018年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
292p;18

内容詳細

知ってください、看取り士という存在を。考えてください、家族、パートナー、そして自分の死のことを―。鎌田實×柴田久美子、生と死をめぐる白熱の対談も収録!

目次 : 第1章 抱いて“看取る”ということ(死は怖いものでも忌み嫌うものでもない/ 小4のときの不思議な体験 ほか)/ 第2章 看取りはグリーフケア(グリーフケアは肉体があるうちに/ 最期の瞬間に間に合わなかったと悔やむ「臨終コンプレックス」 ほか)/ 第3章 “最期”は本人が自分でプロデュースする(逝く人は待ってくれる/ 「もういいよ、ありがとう」 ほか)/ 第4章 最期くらいはわがままでいい(自分のことだもの、わがままになっていい/ 慣れ親しんだ自然のそばがいい ほか)/ 第5章 対談 柴田久美子×鎌田實(「看取り士って何?」/ 「看取り士」誕生秘話 ほか)

【著者紹介】
柴田久美子 : 1952年、島根県出雲市に生まれる。老人福祉施設に勤務後、離島で看取りの家を創設する。活動の場を本土に移し、一般社団法人「日本看取り士会」を設立。「看取り士」として旅立つ人に寄り添うかたわら、「看取りの文化」を伝える講演活動などを展開している。現在、一般社団法人「なごみの里」代表理事、一般社団法人「日本看取り士会」会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ネギっ子gen さん

    【看取りは、命のバトンの受け渡し】離島で「看取りの家」を創設後、活動の場を本土に移し、2012年に看取りの尊さを共有する「日本看取り士会」を設立した著者が、これまで出会った「幸(高)齢者」や、余命を宣告された人々とその家族とのふれあいを紹介した書。鎌田實との対談も収録。<私は、昔勤務していた老人ホームで苦い経験をしています。まもなく旅立ちを迎える利用者さんを、その方の意志に反して施設の判断で病院に搬送するという現場を何度も目の当たりにしたことです。以来、「看取る」ということにこだわり続けてきました>と。⇒

  • JILLmama さん

    どうしてもこの手の本は、宗教ぽい、スピリチュアルな話が出てきてしまう。 いつも死は身近にあるけれど、その人、その家族それぞれ望む事も考えた方も違うので、あれで良かったのか? と仕事を振り返る為には良い本でした。 看取り士がメジャーになる日があるのかはわからないけれど、最後の対談で鎌田先生が話すように、何かしらの基礎資格がある者がなる方がいいと思う。 死に寄り添い、家族まで支えるという素晴らしい 役割だがどうしても胡散臭さを感じてしまう、、、。

  • tomtom さん

    亡くなった人を長い時間抱き抱えて過ごすことは実際難しいのかもしれないけど、慌ただしく葬儀の準備をしてしまうより自分の中で昇華させるために時間は必要だと思う。ホームで亡くなった時、他の入居者から隠されるようにして退去させられる事も多いけど、寿命を全うしたのだから他の入居者ともきちんとお別れ出来るといいなと思った。

  • タカエス さん

    私の両親はともに80代で元気に生きてますが、近い将来、看取ることになるでしょう。親を看取ることに対して、今まであまり深く考えていませんでした。人生の最期をどのように迎えるかは、その人にとっても残される家族にとっても、非常に大切な問題だと思います。最期次第で良い人生だったか否かが決まると言っても過言ではありません。著者は日本人はまだまだ家族の死に対する認識が未熟だと言っています。私自身も含めて、全く同感です。親を看取った後、今度は自分の番が必ずやってきます。さてどうするか。準備を整えなければと思うのだが。

  • anenyan さん

    死の際にいる人に文字通り寄り添い、旅立ちを見届ける看取り士の話。私はといえば、死生観が未熟で、死んだらすべて終わり、死後など無いと幼少の頃教わって、以来命を責任を持って背負うこともできないまま、人でなしの人生を送ってきたから、この本に出てくる人たちの温かさには共感ではなく尊敬に近い、ちょっと遠い距離の感覚を抱いた。一番近くの他者である自分の死後を人に託さねばならない現実を、希望の可能性とともに学ぶことができた。重いテーマの本だけど、スラスラと頭に、心に入ってきて、ページをめくる手が止まらなかった。

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