自滅 角川文庫

柴田よしき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784041125311
ISBN 10 : 4041125316
フォーマット
出版社
発行年月
2022年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;15

内容詳細

子供の頃から自己主張が苦手で、不満を口にすることができない由佳里。狭苦しく選択肢のない実家を出て、東京で大学を卒業し会社員となった由佳里は、そりの合わない営業の鈴本から理不尽なことで文句を言われ、罵倒される毎日を送っていた。「死ねばいい」現実逃避するのにのぼったビルの屋上で呪詛を吐いた翌日、由佳里は会社で鈴本が無断欠勤したと聞く…(「自滅」より)。女性たちの心の闇に迫る戦慄のホラー短編集。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 坂城 弥生 さん

    空虚で暗い短編集。でも何故か惹きつけられて読んでいました。

  • ぽろん さん

    女性の心の闇を描いた短編集。柴田さんがこの様な小説を書かれるとは、意外だった。なんだか、みんな、報われない結末に心が重くなった。因果応報??

  • 雨 さん

    特に泣くことはなかったけど。確かに可哀想な女性しか出てこなかったが戦慄するほどホラーではなかったかな。

  • あき さん

    「女性たちの心の闇に迫る戦慄のホラー短編集」とのことだが、全てホラーというわけではなかった。どの作品も女性の自分語りがベースなので読者としては心許なさがつきまとい、早く全貌が知りたいと思いながらも焦らされる。結末は驚きがあったり、やっぱりと思ったり、切なくなったり。女の理不尽さ、卑屈さ、鬱々した感じを男性が書いたのかなという印象。

  • 桜 さん

    女性が主人公の短編5篇。それぞれ闇を抱えていて、私にもリンクするものはあるのだけれど、イマイチ刺さらなかった。「隠されていたもの」は面白かったかな。

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