小袖日記 文春文庫

柴田よしき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784167918620
ISBN 10 : 4167918625
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
316p;16

内容詳細

失恋した「あたし」は雷に打たれ、目覚めるとそこはパラレル平安朝。彼女は、大人気小説「源氏物語」の作者・香子さまのもとでネタを探す女房・小袖となっていた。夕顔、末摘花、葵―おなじみの女人達を訪ね、その真実の生、歓びと悲しみに触れた時、時空を超えた友情がめばえる。感動の王朝SFミステリー。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • papako さん

    平行宇宙の平安時代に意識が飛んだOL。源氏物語の成り立ちに関わる。平安時代の女性の生きづらさが息苦しい。いろいろ考えさせられる。最後は戻れて良かったけど、小袖はどうなった?源氏物語は漫画『あさきゆめみし』でしか知らないけど、なかなかエグいお話だなと再認識。

  • 優希 さん

    面白かったです。平安時代へのタイムスリップものでした。気がついたら平安時代にいた「わたし」は、小紫として源氏物語執筆の手伝いをします。そのせいか、所々に源氏物語のネタが用いられており、興味深く読むことがでいました。意外な真実や裏話があるのも楽しいです。

  • 入江 さん

    源氏物語の舞台裏をラジオドラマで楽しみ、文庫も手にしました。大河ドラマも楽しみです。ただ物語は、うーむ。恋愛に、サスペンス、自分探しにグルメも絡まって、なんといいますか「つまみ食い」みたいな感じ。前半、面白い気がしたんですけど。ただ、何だかなあ。物語の先を読むのは苦手な方ですが、本作は楽にできてしまって…。

  • えつ さん

    ずっと積んでいたのだけど、新装版が出たから買い直して、心機一転?読むことに。雷に打たれた〈あたし〉が目を覚ましたら、平安時代にタイムスリップ!『源氏物語』を書いている香子さまの助手の〈小袖〉になっていて…。 トリップもの苦手だけど、大好きな『源氏物語』についての話だったから、最初から楽しく読めて良かった。最後の方は思わず涙が出てきたよ。〈小紫〉になっていた〈洋子〉さんがどうなったか、気になるなぁ。

  • りょう さん

    柴田さんの本は全部おさえてるつもりで、これは抜けていたので慌てて文庫で読みました。あれ?こういうの書いてるんだ!と意外性と、源氏物語を題材に使ってるけど、柴田さんらしいところが、あちこちに入っていてとても楽しく読みました。タイムスリップもの?人の入れ替わりものだけど、楽しいです。

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