あんの青春 若葉の季 お勝手のあん 時代小説文庫

柴田よしき

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784758443807
ISBN 10 : 4758443807
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
319p;16

内容詳細

昨年の大地震が残した爪痕も、ようやく幾らか薄れてきたように思えた頃。品川宿の宿屋「紅屋」では、おやすが見習いから、台所付きの女中として正式に雇われることとなり、わずかばかりだが給金ももらえることになった。「百足屋」のお嬢さま・お小夜が嫁ぎ、おあつから別れの手紙を受け取るなど、寂しくもなるおやすだが、心配していた勘平の消息を聞き、「むら咲」の女料理人・おみねから出された謎も考えながら、充実した日々を送っていく―。時代小説版「赤毛のアン」、大好評シリーズ第三弾。

【著者紹介】
柴田よしき : 東京生まれ。1995年に『RIKO―女神の永遠―』で横溝正史賞を受賞。ジャンルを超えて幅広く意欲作を発表し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    シリーズ第3弾!次作に向けての楽しみが増えた話が多かった。何はともあれ、おやすが女中になって、給金が貰えるのは嬉しいね。育った環境のせいか、給金を大事に使うのが、微笑ましい。おみねの課題もクリア。政のおやすを立派な料理人にする姿勢。読んでて心地よい。そして、おあつの正体、ああ焦れったい。早よ正体を明かせ(笑)。お小夜と縁が繋がるし、勘ちゃんもいついい男になって、料理人になったおやすと再会してほしいね。一方で、おちよは自由すぎるというか、トラブルメーカーだな。次作はおちよがカギを握りそうだ。

  • いつでも母さん さん

    シリーズ第三弾!おやすが政の下でお勝手女中として学ぶ日々。何一つ止まらないのは時間だけではなく、おやすのまわりでもあれこれと事は動いて…先が気になるったらありゃしない。勘ちゃんとの別れはいつか再会の予感がする(願望か)おみねからの宿題と答え合わせにホッとしたり感心したり。お小夜との縁が再び始まるのは嬉しいが、お小夜に料理がと思うと…(汗)そして、おちよはどうなるんだろ。どうするんだろう。今回も真っ直ぐなおやすが好い。政はもっと好い(笑)

  • ひさか さん

    月刊ランティエ2020年4月号〜9月号掲載のものに加筆修正し、2020年12月ハルキ文庫刊。シリーズ3作目。おあつさんのことが、はっきりと書かれていました。おやすの修行話と関係する人々とのできごとが語られます。あまり大きな出来事はなく、次巻へ。

  • Kei さん

    幕末の品川が舞台なので、実際に起こった出来事や、架空の人物に歴史上、実在の有名無名の方々が登場します。篤姫、無理ないかぁ?(笑)どう絡めるかが、お手並み拝見。江戸時代物なので、柴田よしき口調はないが、柴田よしき饒舌は、早くも、この2、3あたりから、全開。はい、語る語る。いや、好きですけれど。(笑)料理を前に、今に通ずる身分制、その立場での生きにくさを表現。実は、ほろ苦いお話しです。

  • あすなろ さん

    あんちゃん16歳の3巻。あんちゃんの身近な同年代があんちゃん含め大人びてきて、そして、そしてあんちゃんは独特の嗅覚を活かして料理人の道を極めて行きたいと更に願うという巻。300頁超に比して結構な量の内容がてんこ盛りという感が若干あるけれど、その数々の書かれている内容にも驚きがある。柴田氏は相当な知識をお持ちか勉強されているようで。引き続きまた新巻を待ちたいと思います。

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