えほん遠野物語 ばけもの

柳田国男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784811328485
ISBN 10 : 4811328485
フォーマット
出版社
発行年月
2021年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;27

内容詳細

岩手県遠野の人・佐々木喜善が故郷で見聞きした怪異の物語を、柳田国男が書きのこした名著『遠野物語』。京極夏彦による新たな語りと、未分化の闇をはらんだ絵が一体となり、初の本格絵本シリーズとして現代によみがえる!豊かな伝承にいろどられた山や川や里の、そこかしこにひそむ不思議な世界は、ときに妖しく、ときには謎と驚きに満ちて、百年の時をこえて、私たちの心をふるわせる。「怪談の原点」をえがく大人気シリーズ、堂々の最終巻!

【著者紹介】
柳田国男 : 1875年、兵庫県生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の基礎を確立。51年、文化勲章受章。62年、没。著書多数

京極夏彦 : 1963年生まれ。北海道小樽市出身。世界妖怪協会、お化け友の会・代表代行。古典遊戯研究会紙舞会員。お化け大學校・水木しげる学部教授。1994年『姑獲鳥の夏』でデビュー。1996年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞長編部門、1997年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花賞受賞。2000年桑沢賞受賞。2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞受賞。2004年『後巷説百物語』で直木賞受賞。2011年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞受賞。2016年『遠野物語remix』『遠野物語拾遺retold』『えほん遠野物語』などの実績で遠野文化賞受賞。2019年埼玉文化賞受賞

飯野和好 : 1947年埼玉県生まれ。セツ・モードセミナーでイラストレーションを学ぶ。『小さなスズナ姫』シリーズで第11回赤い鳥さし絵賞受賞。『ねぎぼうずのあさたろう』で第49回小学館児童出版文学賞受賞。『みずくみに』で第20回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • starbro さん

    京極 夏彦の『えほん遠野物語シリーズ』全三期、12冊完読しました。オーラスは、『ばけもの』、色んなばけものが登場しますが、遠野だけあって内向的(今の東北人と一緒?)で、あっけなく消えてしまいます。今後もシリーズを続けて欲しい気がしますが、本当に終了でしょうか? https://www.choubunsha.com/special/tohno/

  • アキ さん

    えほん遠野物語第三期。最終話。絵・飯野和好。雑多なお話しの集まったもの。ノリコシという影法師のようなもの。若い女の首が、道端にあり、飛び上がって家の中に入る話。体中に小豆をつけた得体の知れない化け物。ウサギが肉を欲しがって、立ち上がり、そのうち消えた話。幻の沼が出現し、それを見た者は病気になって死ぬ。遠野だけではない、そういう話はどこにでもあるものなのだ、で終える。12冊完読しました。次は「遠野物語remix」京極夏彦を読みたいと思います。

  • ままこ さん

    遠野で出る色んな化け物。小豆洗いは知ってるが小豆の化け物は初めて知った。首の化け物は以前読んだ榊林銘さんの「首がとれても死なない僕らの首無殺人事件」を思い出した。肉をねだったうさぎの化け物はなんだかユーモラス。一番怖かったのは不思議な幻の沼。これは絶対見たくない。

  • ☆よいこ さん

    絵本。まず表紙がこわい「ぬけ首」はある家のおじょうさん。不思議なばけものをいくつも紹介している。「ノリコシ」は大入道、見上げてはいけない見下げること、「大牛」は川の淵に消えた。「小豆平の化け物」には鉄砲が当たらない。小屋の上にとまった得体のしれないもの。ウサギが赤い前掛けをして白い手ぬぐいをかぶって踊る。幻の沼には、海や川にいるすべての魚がいるが、見たものは病気にかかって死ぬ。赤い坊さん二人が大きな風船に乗って飛んでいく▽なんやそれ?と思う怪異がたくさん。

  • とよぽん さん

    これがシリーズ最後の絵本だという。飯野和好さんの絵は、これまでの笑い楽しませてくれる絵と違って、不気味さを感じた。そして、遠野というところは何と不思議な所なのか!行ってみたい。「えほん遠野物語をめぐるツアー」とか、あったらいいのに・・・。

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柳田国男

1875年、兵庫生まれ。1900年、東京帝国大学法科大学卒。農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。35年、民間伝承の会(のち日本民俗学会)を創始し、雑誌「民間伝承」を刊行、日本民俗学の独自の立場を確立。51年、文化勲章受章。62年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されてい

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