Product Details
ISBN 10 : 406259692X
Content Description
発達障害の子どもたちは、生まれつき脳の発達に凸凹があり、定型発達の子どもと脳の活動も異なることが報告されています。そのため、がまんできない、興奮を抑えきれないといった、生活での「生きづらさ」が表れます。本書の運動遊びは、脳にさまざまな刺激を与えるようにプログラムされています。とくに物事を順序立てて考えたり、意識をコントロールして集中するときなどに働く前頭前野で活性化し、落ち着きのない子も集中力がつき、気持ちのコントロールもうまくできるようになります。
目次 : 1 発達のかたよりが劇的に改善する(体験談―子どもが変わった―親や保育者の声/ 柳沢運動遊び・療育プログラム―発達が気になる子、発達障害の子に向く理由 ほか)/ 2 どれで遊ぶ?今日から始めよう(ケース―落ち着きが出て、話が聞けるようになった/ やり方(動と静の要素が入るように意識する/ 覚えておきたい基本の動物ポーズ) ほか)/ 3 一人ひとりの特性に合った運動遊び(ケース―友達とうまく関われるようになった/ 表れ方―発達障害による特性の表れ方を知る ほか)/ 4 目標は「実行機能」を伸ばすこと(ケース―コミュニケーションがとれるようになった/ 目標―実行機能とは自分で考えて行動する力 ほか)
【著者紹介】
柳澤弘樹 : 1982年、長野県生まれ。国際知的財産研究機構主任研究員。NPO法人運動保育士会理事。こどもプラス株式会社代表取締役。2010年、筑波大学大学院人間総合科学研究科博士課程修了。専門は運動を通した認知機能の向上と心の発達。父である松本短期大学の柳澤秋孝名誉教授がつくった「柳沢運動プログラム」をもとに、発達障害の子ども向けにアレンジした運動遊びを考案。全国の自治体で講演や支援をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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