魚屋しめ一物語 くもんの児童文学

柳沢朝子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784774324104
ISBN 10 : 4774324108
フォーマット
出版社
発行年月
2015年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
230p;20

内容詳細

大正時代の終わりごろ―。しめ一は、十二歳で家族と離れ、ひとり新潟のいなか町から奉公に出ることになった。奉公先は、長野市にある魚屋・魚勢。きびしい親方のもとで働きながらも、まわりの人に支えられ、いつしかしめ一は「りっぱな魚屋になりたい」と思うようになる。大正から昭和、そして戦争の時代を、魚とともに一生懸命生きたしめ一の魚屋修行物語。

【著者紹介】
柳沢朝子 : 1939年、長野県諏訪市に生まれる。長野県立諏訪二葉高校卒。会社員の傍ら児童文学を書き始める。1983年より、日本童話会会長・後藤楢根に師事、9年間月刊「童話」誌上に作品を発表。信州児童文学会会員。1998年、「びんぼうがみ」でとうげの旗作品賞受賞、2014年、「魚屋しめ一物語」が、第2回とうげの旗児童文学賞受賞。人形劇ラッパ座主宰、地域にてボランティア活動に従事中

大庭賢哉 : 1970年、神奈川県生まれ。イラストレーターとして児童書の挿し絵・装画など多数の作品を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ポン・ザ・フラグメント さん

    勧められて読んだ。意外に面白かった。市井の魚屋の物語。ブラックな修行時代を終えて、せっかく独立できたのに戦争にとられたりと苦労の連続。そうか、おれは人の生命のために魚屋をやっているんだみたいな発見は、児童文学だから必要?

  • merara さん

    小4の娘が読んでいた本。推薦図書かなにかみたいです。しめ一が奉公を始めてからの一生をたどっている感じで、文字数が少ない分ものすごい駆け足に感じるけれどまあまあ面白かった。子供が読んで理解できるのかなぁ??奉公のこととか商家のしきたりについて予備知識なく読むとちょっと難しい気もする。雰囲気が感じ取れればいいのかな?

  • のんねこ さん

    昔は、奉公という子供を独り立ちさせて、家族を養うということがあったそうです。今では考えられないことだなぁと思いました。それを思えば、今は幸せだな〜。でもしめ一は頑張って、お店を出したのですごいな〜と思いました!一つ残念だったのが、しめ一が、死んじゃう少し前で物語が終わってほしっかたな( ̄▽ ̄;)

  • きつねねこ さん

    途中まで面白く読んだが、昭和12〜14年の記述に防空演習、防空壕、灯火管制などが出て来て「?」。その時代に詳しくないので私の勘違いかも知れないが、これはもう少し後のことでは?他にも2,3引っ掛かることがあり、気になって後半は気もそぞろになってしまった。あの戦争から遠く隔たった現在の子供達に宛てて書かれた作品だからこそ、事実関係(時代考証)は正確を期してもらいたい。

  • joyjoy さん

    自分の幼いころ、家が魚屋をしていたので、我が親のしてきた魚屋ならではの苦労なども感じつつ読む。お使いにも行かされたなぁ。行商のおばちゃんもよく見かけたなぁ。実家も時代の流れで魚屋は閉じたけれど、今も田舎には野菜売りのトラックが「浪花節だよ人生は♪」を流しながら来てくれる。感謝。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

柳沢朝子

1939年、長野県諏訪市に生まれる。長野県立諏訪二葉高校卒。会社員の傍ら児童文学を書き始める。1983年より、日本童話会会長・後藤楢根に師事、9年間月刊「童話」誌上に作品を発表。信州児童文学会会員。1998年、「びんぼうがみ」でとうげの旗作品賞受賞、2014年、「魚屋しめ一物語」が、第2回とうげの旗

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品