東大教授が教える独学勉強法 草思社文庫

柳川範之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784794223074
ISBN 10 : 4794223072
フォーマット
出版社
発行年月
2017年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;16

内容詳細

いきなり勉強してはいけない。まず、正しい「学び方」を身につけよう。勉強は中身だけではなく、どうやってするものなのか、という学び方をもっとマスターする必要があります。本書は著者の長年にわたる独学経験に基づき、「自分で目標を見つけ、問いを立て、集めた情報や知識を自分の中に落とし込みながら考えを深め、それを現実に応用していく」という勉強の全工程について、具体的なやり方を体系的にまとめたものです。

目次 : 第1章 新しい「勉強」が必要とされる時代(なぜ人は勉強するのか?/ 勉強の本質は「考えること」 ほか)/ 第2章 なぜ独学が、一番身につく勉強法なのか(独学のメリット/ 独学に向く人、向かない人 ほか)/ 第3章 勉強をはじめる前にやっておきたいこと(いきなり勉強してはいけない/ まず、自分に合う勉強のコツを探そう ほか)/ 第4章 新しい分野に、どう取りかかり、学びを深めていくか(情報収集・資料収集について/ 本の読み方 ほか)/ 第5章 学びを自分の中で熟成・加工し、成果をアウトプットする(専門書を読んでみよう/ 学びを熟成させるプロセス ほか)

【著者紹介】
柳川範之 : 1963年生まれ。東京大学経済学部教授。中学卒業後、父親の海外転勤にともないブラジルへ。ブラジルでは高校に行かずに独学生活を送る。大検を受け慶応義塾大学経済学部通信教育課程へ入学。大学時代はシンガポールで通信教育を受けながら独学生活を続ける。大学を卒業後、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。現在は契約理論や金融関連の研究を行うかたわら、自身の体験をもとに、おもに若い人たちに向けて学問の面白さを伝えている。主な著書に『法と企業行動の経済分析』(第50回日経・経済図書文化賞受賞、日本経済新聞社)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • breguet4194q さん

    「学ぶ」ことの大切さ面白さを、解りやすく順序立てて展開。取っ掛かりから極めるまでの方法を教えてくれます。「独学」の良さを前面に出しつつ、孤独に学ぶ訳ではなく、公開講座などを利用しながら、自分の学びを血肉化する重要性を主張し、今後の激しく変化する社会情勢に対応できる心構えを、丁寧に教えてくれています。のんびりじっくり取り組む事を主張しているところから、高校生前後が対象と思います。学生時代、海外生活が長かったにも関わらず、日本の教育システムに適合しながら、東大教授になれている事こそ、独学の成功例と言えますね。

  • おつまみ さん

    独学って難しいけど、それって環境によると思う。通信制というかなり勉強しないと単位を取れない環境はすごいと思ったし、子供の頃に海外に住んでいた頃の経験が、今の大学教授という仕事につながっていると思った。独学といいつつもガリ勉ではなくて、自分の思考力に従って自分なりに勉強すればいいはずで、ノートをじっくり書くよりもノートで何を勉強したいのが大切だということだった。暗記だけではなくて、本を読んでどーゆー風に勉強すれば自分のためになるかということが書かれている。

  • けいご さん

    勉強を苦行の一つと思い込んでいたあの頃には気がつけなかったんだけど、「勉強は興味の積み重ねの結果としてついてくるもの」なんだな〜っと改めて思った1冊です★興味の数だけ探求が生まれ、探求の数だけ知識が増え、知識の数で目的と行動が変わり、振り返るとそれらが勉強になっていたって感じかな〜wまぁそれって人生そのものよねw興味の始まりは1つの疑問から始まると考えると、日常における小さな疑問は「学問の扉」なのかもしれないね?そう考えると学問の扉が彼方此方に開かれているようでなんだかワクワクする今日この頃ですw

  • ぴえろ さん

    勉強の本質は考えること。インプットした内容をいかに加工し熟成しアウトプットするか。@明確なゴールがある資格試験等の勉強、A趣味的な教養を身に付ける勉強。自分は@Aを求めてこの本を手に取ったが、この本はB答えのない問いに自分なりの答えを見つける勉強を進める。@Aの勉強をする場合もその先のBを意識するだけでより深い学びが出来る。学者のような固い?学びにも思えるが、明確な目標がなくとも「とりあえずやってみる」が人生の選択肢を広げる。学ぶ意欲を掻き立ててくれる。

  • みき さん

    読んでいて楽になった気がした。海外生活が長かった著者が高校生〜修士時代に経て独学で勉強してきた経験を基に、勉強法を説いた一冊。 早く理解することが良い、だから理解度の遅い自分は勉強ができないんだと思って挫折してしまうのはもったいないという内容には共感した。 無理なく、生きた知恵を身につける手助けが書いてあるように思えた。もう一度ちゃんと読んで実践できることを探してみたい。

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